科目名 健康管理学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 水谷 聖子

テーマ
人々の健康と疾病や障害との関連、さまざまなライフステージにおける健康課題を理解し、保健医療福祉の専門職としての健康管理を学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
Well being  健康の指標
プライマリ・ヘルス・ケア、ヘルスプロモーション、国民健康づくり運動  生活習慣と健康
0次予防、一次予防、二次予防、三次予防

<内容の要約>
健康とは、身体的側面のみではなく、心理的側面、社会面側面を含めてとらえることを理解する。また、さまざまなライフステージにおける発達段階、健康課題を理解し、必要な健康管理について学習する。セルフモニタリングを通して日常生活、生活習慣(睡眠、食事、運動など)と環境との関連の実際を学び、健康管理の理解を深める。

<学習目標>
個人、家族、集団や組織における健康について理解できる。
生活習慣と健康との関連について理解できる。
健康管理の進め方について理解できる。
さまざまなライフステージや社会的役割における健康管理の実際を学ぶ。
セルフモニタリングを通して自らの健康を客観的にとらえ生涯にわたる健康づくりを考えることができる。

授業のながれ
科目のガイダンス、健康とは、健康の成立要件
健康の指標
健康づくり施策
健康管理の進め方
地域、学校、産業における健康管理
国際社会における健康管理
セルフモニタリング@
乳幼児期の発達課題と健康管理
思春期の発達課題と健康管理
セルフモニタリングA
成人期の発達課題と健康管理 セルフモニタリングB
高齢期の発達課題と健康管理
感染症と健康管理
地区組織活動と健康管理
健康情報、これからの健康管理

準備学習の内容・学ぶ上での注意
看護は、健康のあらゆる段階、さまざまなライフステージの人びとを対象に実践されます。健康とはどういうことか、疾病と障害との関連について学び、さまざまなライフステージにおける健康課題や健康増進に実際について事例を通して理解します。また、健康づくりの三要素(「栄養」「運動」「休養」)を中心に、自身のセルフモニタリングを通して学び、看護専門職者としての自己健康管理についても学びます。
@事前・事後の学習内容とその時間数 講義内に課題を出します。予習・復習を含めて2時間程度の学習は必要です。
A講義出席時の注意事項 授業内に発言を求めたり、グループワークを行います。他者の発言や考えを傾聴し、対話を通して視野の拡大・深化に努めてください。
B科目特有の事柄 指定のテキストはもとより、下記の講義推薦図書並びに講義内で紹介する図書などは積極的に読むようにしてください。*授業内容は進度に応じて変更することがあります。

事前事後 学習内容 時間数
事前 学習単元で学ぶ部分についてテキストを読み、わからない点や学習したい事項を明らかにして授業に臨む。 15
事後 課題レポートやGWを通しての共有した学びをレポートにまとめる。 10
事後 健康に関するテーマを決めて、セルフモニタリングを行う。 5

本科目の関連科目
保健行動論、公衆衛生学、疫学、保健医療統計学、保健医療福祉行政論、公衆衛生看護学概論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 35%
その他(セルフものたリングやグループワーク) 15%
成績評価の50%は、定期試験に充てます。35%は講義の中で行う演習や課題レポートに充てます。残りの15%は毎回の講義の最後に行う「授業の振り返り」の記入・提出に充てます。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>厚生労働統計協会 <テキスト名>厚生の指標 増刊 国民衛生の動向 2019/2020 <出版社>厚生労働統計協会
<著者>勝又浜子ら <テキスト名>平成31年度 看護法令要覧  <出版社>日本看護協会出版会



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