科目名 人間の形態と機能T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 長谷川 佳子

テーマ
人体の構造とその機能について学習する。正常を理解することが、これから医療、看護学を学ぶ上での基礎となる。人体を構成する各器官の位置、構造、機能、役割を学び、症状から原因、治療を考えることができるようにする。

科目のねらい
<キーワード>
解剖学的、生理学的用語の正しい理解。  各器官の位置、構造の理解。
各器官の機能、役割の理解。

<内容の要約>
人の正常な構造と機能を学ぶ科目である。人体を構成する身体各部位の形態と構造、役割と機能を学習する。各論として、細胞と組織、運動器系、循環器系、呼吸器系、消化器系、泌尿器系、生殖器系、内分泌系、神経系、感覚系について学習する。


<学習目標>
解剖学的、生理学的用語を正しく理解し、臨床の現場においてもそれらを的確に駆使できる。
各器官の正常な位置、構造を理解し、三次元的に考えることができる。
各器官の正常な機能、役割を理解し、三次元的に考えることができる。
臨床的に疾患の症状、原因、治療まで包括的に考えることができる。

授業のながれ
解剖学、生理学とはなにか。オリエンテーション。
解剖学的用語を使いこなす。
循環器(心臓の位置、構造)
循環器(心臓の機能、役割)
循環器(心臓を取り巻く血管、心電図)
循環器(血管の構造、全身の重要な血管、血圧)
呼吸器(呼吸器の構造、機能)
呼吸器(呼吸運動について)
消化器(消化管の構造、機能)
消化器(肝臓、胆のう、膵臓の構造、役割)
消化器(消化器を取り巻く血管と、その役割)
消化器(消化と吸収)
泌尿器系(腎臓の構造、機能。尿路について)
泌尿器系(排尿のしくみ)
神経系(神経のしくみ、脳の構造)
神経系(末梢神経)
内分泌系(脳にあるホルモン分泌器官の位置、機能)
内分泌系(甲状腺、上皮小体、膵臓、副腎、 など)
生殖器系(生殖器の構造、機能、妊娠出産)
細胞と組織(細胞の構造、機能。人体を構成する組織)
皮膚と膜(体や各臓器を守る仕組み)
血液(血液成分、機能)
骨格系(骨の構造、役割、各部位の骨格、その名称)
骨格系(関節の構造)
筋系(筋の種類、構造、機能)
筋系(骨格筋の名称)
感覚系(視覚、聴覚、平衡覚)
感覚系(嗅覚、味覚、皮膚感覚)
免疫系(リンパ系、自然免疫機構、獲得免疫機構)
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
該当臓器について人体のどこにあって、どういう働きをするのか、自分なりにまとめておく。
日頃から自分の体に興味を持つ。暗記も必要であるが、すべてが生命維持に必要であることを認識し、因果関係を考え、理解することが大切である。

事前事後 学習内容 時間数
事前 該当臓器について、あらかじめその仕組みを調べておく。 15
事後 復習。小テストのための勉強 15

本科目の関連科目
すべて

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 10%
その他  10%
今後臨床を学ぶにあたり、最低限の解剖学的名称を暗記していること。
暗記すべき項目をあらかじめ提示し、小テストを行う。
各器官の構造と機能を理解し、説明できること。"

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>林正 健二 (編者) <テキスト名>ナーシング・グラフィカ  解剖生理学 <出版社>メディカ出版



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