科目名 地域マネジメント実践U

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 篠田 道子

テーマ
多職種で支える終末期ケア〜意思決定支援に焦点を当てて〜

科目のねらい
<キーワード>
終末期ケア  意思決定支援
多職種連携  地域包括ケアシステム
看取りケア

<内容の要約>
本科目のポイントは、次の2点である。@すべての職種、すべての看取りケアの場に求められる終末期ケアの知識とスキル、特に意思決定支援に焦点を当てる(commonレベル:職種や場所を越えるもの)。A参加型の学習を基本とし、DVD、ケースメソッド、事例検討、ディスカンファレンスを組み合わせ、終末期ケアにおける多職種の視点、価値、役割、連携方法を学ぶ。
 終末期ケアに関する用語には、「看取りケア」「エンド・オブ・ライフ」「人生の最終段階における医療・ケア」「緩和ケア」などあるが、本科目では、医療・福祉・介護を包括した用語である「終末期ケア」を用いる。


<学習目標>
終末期ケアの基礎知識とスキルを理解できる。
終末期ケアにおける意思決定支援のプロセスを実践できる。
終末期ケアにおける多職種の役割を理解できる。
困難な環境におかれている利用者の終末期ケアの現状と課題を理解できる。

授業のながれ
オリエンテーション、多職種が理解すべき終末期ケアの用語の理解@
多職種が理解すべき終末期ケアの用語の理解A
終末期ケアにおける多職種の役割@
終末期ケアにおける多職種の役割A
【映像で学ぶ】「鈴子さんのエンド・オブ・ライフ」を多職種で支える@
【映像で学ぶ】「鈴子さんのエンド・オブ・ライフ」を多職種で支えるA
【ケースメソッド】「終のすみかはいずこへ」身寄りのない独居高齢者を地域で支える@
【ケースメソッド】「終のすみかはいずこへ」身寄りのない独居高齢者を地域で支えるA
【施設見学またはゲスト講師】高齢者施設・ホスピスでの終末期ケア〜意思決定支援に焦点を当てて〜@
【施設見学またはゲスト講師】高齢者施設・ホスピスでの終末期ケア〜意思決定支援に焦点を当てて〜A
【事例検討】在宅終末期ケアにおける多職種連携の実際と課題@
【事例検討】在宅終末期ケアにおける多職種連携の実際と課題A
【ディスカンファレンス】看取った事例のカンファレンスとグリーフケア@
【ディスカンファレンス】看取った事例のカンファレンスとグリーフケアA
地域マネジメント実践Uのまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
@ケースメソッドでは、看護学部との合同授業を予定しています。
A事前学習(ケース教材を読み、課題シートに自分の意見をまとめる)、事後学習(小テスト・小レポート)などが毎回あります。
 必ず取り組んでください。
B授業態度に留意してください。私語、メールのやり取り、途中入退場は禁止です。ルールを守ってください。
C授業の流れ(講義順番)は、変更になることがあります。


本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 50%
その他  50%
 

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>篠田道子編集 <テキスト名>多職種で支える終末期ケア−実践と研究− <出版社>中央法規



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