科目名 | 子どもの保健B |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 牧 真吉 |
テーマ |
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こころとはつながることによって育っていき、社会内存在としての人間になっていく。 |
科目のねらい |
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<キーワード> こころの育ち アタッチメント 自閉症スペクトラム 子育て 子ども虐待 <内容の要約> こころの育ちの基本は理解し合えること、つながることにある。人はわかってもらえる体験から、もっとわかってもらいたいと欲求が育っていく。この体験が始まらないと一番の基本がないままに進んでいってしまい、障害と言われるようになる。コミュニケーションがとれていることが全ての基本にあり、このことによって育っていくことを理解する。コミュニケーションが成立していないことに気がつかず、教えようとして失敗してきている。まずは通じる体験を重ねることから始める。このようにしてこころが育つことを理解していく。 <学習目標> コミュニケーションの発達を理解することができる。 発達にはバラツキのあり、それに合わせて対応することを理解し、実践できる。 問題と言われることが、次への発達の手がかりになることが理解できる。 育ちを支えるとは結局子育ての支援であることを理解することができる。 つながることにより育ちが促進されることが理解できる。 |
授業のながれ |
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脳の発生から考える こころと脳 こころの発達 認識と関係を分けて考えてみる コミュニケーションの成り立ちと発達 通じる体験が育てること 安心感、信頼感、感情のコントロール、自信、意欲など 発達の遅れを俯瞰する 自閉スペクトラム症 自閉スペクトラム症(うまく育っていない子)への対応 うまく育っていない子ども 情緒障害 身体とのからみ 子育ては誰がするもの?(子育て環境から考えた子どもの虐待論) 子どもの対人関係 診断と歴史 まとめとして非行・摂食障害を考える |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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わかり合える、理解するを重点テーマにして、随時文献を紹介します。合わせて読んでいただくことと後半には具体的にケースなどを提示しながら、対応を考えてみます。考えられる基礎を身につけておくこと。 |
本科目の関連科目 |
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発達心理学、精神保健学、精神医学 |
成績評価の方法 |
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授業中の課題などを評価の対象とする。レポート試験の予定。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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