科目名 | 社会保障論T |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 1 | 前期開講 | 金 碩浩 |
テーマ |
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社会保障の理念や仕組み、課題等について学ぶ。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 社会保障 生活上のリスク 自立と連帯 効率と公正 負担と給付 <内容の要約> 少子高齢化、雇用の柔軟化、貧困・格差の拡大および家族機能の変化等により、社会保障の重要性はますます高まっています。本講義では、このような社会保障制度について、受講者が社会保障制度の全体像についての基礎的知識を身につけ説明できるようになることを目的として、社会保障制度の目的や理念をはじめ、社会保障の歴史、個別制度の仕組みと機能、今後の課題などについて概説することを内容とします。 <学習目標> 社会保障を必要とする社会の構造的変化とそれに伴う生活上のリスクについて具体的かつ論理的に指摘できる。 社会保障制度の理念や思想等について具体的かつ論理的に述べることができる。 主要社会保障制度の仕組みや機能等に具体的かつ論理的に説明できる。 今日の社会保障制度における課題および見直し方向について具体的かつ論理的に指摘できる。 |
授業のながれ |
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講義@:オリエンテーション、社会保障の概念と範囲 講義A:社会保障制度を取り巻く社会の構造的変化(少子高齢化、家族機能の低下、雇用の柔軟化、貧困・格差の拡大、等) 講義B:社会保障の目的、機能および理念 講義C:社会保障と関連する理念や哲学 講義D:日本の社会保障制度の特徴および仕組みの概要 講義E:社会保険と公的扶助の比較、公的保険と民間保険の比較 講義F:公的年金保険制度1(年金制度の目的・国民年金・厚生年金等) 講義G:公的年金保険制度2(公的年金の財政方式・課題) 講義H:雇用保険制度(目的・仕組み・課題) 講義I:労働者災害補償保険制度(目的・仕組み・課題) 講義J:公的医療保険制度(目的・仕組み・課題) 講義K:介護保険制度(目的・仕組み・課題) 講義L:公的扶助制度(目的・仕組み・課題) 講義M:社会保障の将来予測(財源と費用を中心に) 講義N:社会保障の国際比較―福祉国家論の視点から |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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・本講義は、講義内容の要点と補足資料で構成されるレジュメに沿って、主に「講義形式」で行われる予定です。 ・事前学習:授業中に紹介する参考図書を読み、予備知識を持って授業に臨んでください。 ・事後学習:社会保障制度は、多岐にわたる制度によって構成されているだけでなく個別の制度も複雑な仕組みになっているため、その全体像を理解することは容易ではありません。したがって、講義内容の総合的かつ体系的に理解するためには、レジュメの復習だけでなく、参考図書を用いて重点的に復習することが不可欠となります。 ・そして、新聞やテレビなどのマスコミで報道される社会保障関連の新聞記事やニュースなどに関しても関心をもって背景や解決方策を自ら考えてみましょう。 ・私語や携帯電話の使用など、迷惑行為は厳しく禁止します。退室措置または減点措置を取る場合もあります。 |
本科目の関連科目 |
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社会保障論U、公的扶助論、就労支援、社会福祉発達史TU |
成績評価の方法 |
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定期試験(筆記試験)・レポート・授業態度で総合的に評価します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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