科目名 ターミナルケア

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 苅田 弘美

テーマ
高齢者医療の現状とターミナルケア

科目のねらい
<キーワード>
高齢者医療  QOL
多死社会  死生観

<内容の要約>
 現在、日本では高齢化が進み慢性期疾患及び認知症患者が増加するなど人口構造・疾病構造が変化し、「多死社会」が到来したと言われています。これらの現状に伴い高騰する医療費、医療・介護を担う人材の不足に加え死を迎える場所についても社会的な課題としてとりあげられるようになりました。ターミナルケアは死を目前にした人のQOLの向上を目指すケアです。ターミナルケアは癌だけが対象となるものではありません。老化に伴う慢性期疾患なども含め、それら全ての患者と家族に対するケアの必要性が高まってきています。本稿義では、ターミナルケアの必要性、死生観などについて高齢者医療の現状を踏まえ講義します。単なる知識を得るというだけではなく学生自身が「死」について真剣に考える機会となることを期待します。

<学習目標>
死をとりまく現状と課題が理解できる。
ターミナルケアの言葉の意味が理解できる。
ターミナルケアの必要性が理解できる。
自己の死生観を見つめることができる。

授業のながれ
オリエンテーション
日本の死を取り巻く現状(1)
日本の死を取り巻く現状(2)
ターミナルケアとは(1)
ターミナルケアちは(2)
緩和医療について
ホスピスケアについて
在宅ターミナルケアについて
エンディングノート(DVD)
高齢者の終末期医療(1)
高齢者の終末期医療(2)
意思決定支援について
課題(病院で死ぬということ)
振り返り
これまでの確認

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・参考図書は、事前に目を通しておいてください。
・講義中にアンケートを取ったり質問をします。積極的に参加してください。
・知識を得るということだけではなく自ら考える機会としてください。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他  10%
講義へ取り組む姿勢
学年末試験
講義中の課題への取り組み状況


テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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