科目名 | 福祉法学 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 湯原 悦子 |
テーマ |
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福祉領域を題材に、 民法・行政法の基礎を理解する |
科目のねらい |
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<キーワード> 財産法 家族法 行政法 <内容の要約> 基本的かつ実務的な法学領域であり、 社会福祉専門職としての仕事にも関係の深い「民法」「行政法」 の基礎を学ぶ。本講義では、 基本的に福祉領域および日常的な生活領域から実際的な事例を選びつつ、 福祉の視点も取り入れながら、 実務的な法的思考のエッセンスを伝えていきたい。 <学習目標> 社会福祉の学びの上に立って、職業人(企業人・教員を含む)として必要となる法的な知識を備えて活動することができる。 人権の視点に根ざしながら、日々の生活の中で市民としての責務を果たし、市民性を発揮することができる。 |
授業のながれ |
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オリエンテーション 開講の趣旨、 第1講 法学とは? 福祉を学ぶ皆さんに、考えてもらいたい事件 民法:財産法@ 契約と意思表示1 民法:財産法A 契約と意思表示2 民法:財産法B 使用者責任、介護事故、契約の種類 民法:財産法C 物件、重要事項の復習 民法:家族法@ 家族法の基本理念と夫婦、親子 民法:家族法A 養子、親権、後見 民法:家族法B 扶養と介護・成年後見制度の実際 民法:家族法C 相続と遺言1 民法:家族法D 相続と遺言2 実際の事例から考える 家族法の適用 行政法@ 行政行為 行政法A 行政争訟 行政法B 行政争訟と国家賠償 重要事項の復習 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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@講義前の学習内容と学習時間 講義前:レジュメ集に目を通し、分からない用語があれば調べておいてください(毎回30分程度)。 講義後:この科目がカバーする範囲は広いため、講義ではポイントを絞って解説します。単位取得だけを考えればテキストがなくても可能ですが、より内容を深く理解するためには講義後に講義推薦図書1『医療・福祉を学ぶ人のための法学入門』を読み、自己学習することをおすすめします(毎回90分程度)。 A講義に出席するうえでの注意事項 講義のときはスマートフォンをかばんにしまってください。ネットで調べたい事項が出てきた場合はメモをしておき、講義後に調べるようにしてください。 通常の講義はレジュメ集をもとに進めます。nfu.jpから各自ダウンロードできるようにしますので、必ずプリントアウトし、講義時に持参してください(これがないと講義が理解できません。) B科目固有の連絡事項 どの出版社のものでも構いませんので、「六法」を購入し、講義の後に学んだ条文を確認しておくとより理解が深まります。 |
本科目の関連科目 |
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社会福祉士の試験科目である「権利擁護と成年後見制度」と一部、関連する内容を説明します(第7回、第8回)。 |
成績評価の方法 |
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期末試験で100%評価します。講義期間中に行うテストは期末試験が合格点に達しなかった場合の加点として位置づけます。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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