科目名 スポーツ社会学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 藤田 紀昭

テーマ
スポーツに関わる社会的事象を社会学的手法によって分析し、説明する。

科目のねらい
<キーワード>
スポーツ文化  社会学
スポーツ事象

<内容の要約>
スポーツにかかわる様々な事象を社会学的視点から分析し、理解し、説明する力を身につける。社会学的視点とは具体的には社会事象を説明する諸理論である。具体的にはプレイ論、スポーツ近代化論、スポーツ指導者論、ジェンダー論、社会化論などを使い、スポーツとは何か、大相撲の構造的な問題点、スポーツにおけるジェンダーバイアスなどについて考える。またスポーツにかかわるそれらの諸問題を批判的に理解、説明し、スポーツの社会的発展に結びつける力を身につける。

<学習目標>
スポーツ社会学に関する理論を理解し、説明できる。
スポーツにかかわる事象を社会学的視点で分析、理解、説明できる。
スポーツの社会的発展を意図してスポーツに関する諸問題を批判的に説明、指摘できる。

授業のながれ
本授業のオリエンテーションとスポーツ社会学を学ぶ意義
文化としてのスポーツ
プレイ論と文化としてのスポーツ
大相撲の世界と日本文化
近代スポーツ論と大相撲
スポーツ指導者論と体罰問題
ジェンダー論とスポーツ報道
スポーツ社会化論と障害者スポーツ
スポーツ振興と障害者スポーツの意義
政治とスポーツ 我が国のスポーツ政策の変遷と現状
政治とスポーツ オリンピック・パラリンピック招致とレガシー問題
健康不安と健康格差社会
子どものスポーツと産業社会
イギリスの階級社会とスポーツ文化 ブルデューの理論を用いて
本講義のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
まずは広くスポーツに関心を持つこと。社会において生じている様々な運動やスポーツに関する事象(事件、流行、スポーツの結果、その他スポーツに関わる出来事)に関心を持ち、なぜそのような事象が生起したのかを考える態度を身につけてください。そのために常に新聞やテレビ、ネット等で報道されているスポーツに関するニュースや試合に関心を持ち、情報を収集しておくこと。次になぜそのようなことが生じているのかを考える癖をつけておくこと。授業で学習した社会学的理論や思考方法、分析の方法を用いてスポーツに関わる社会事象を説明できるようにトレーニングしておく必要がある。授業1回につき、少なくとも1時間ずつの予習・復習を行うこと。

本科目の関連科目
社会学、スポーツ史、スポーツ文化論、スポーツ哲学、スポーツビジネス論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他  0%
成績は授業内に課す課題(ミニレポート等)(30%)および、定期試験(70%)で評価する。授業を休むことなく受講し、授業内で出される課題を提出するとともに、定期試験に備えてスポーツに関する事象を社会学的に分析、説明できるようにしておくこと。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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