科目名 | ろう文化と手話 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 1 | 前期開講 | 新野 康子 |
テーマ |
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ろう者の言語である手話を学ぶ。聴者とは異なるろう文化を理解する。言語の重要性を再確認し、他者と共生する社会を考える。 |
科目のねらい |
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<キーワード> ろう者 手話 ろう文化 手話言語法(仮称) <内容の要約> 一口に聴覚障害者といっても、使うコミュニケーション手段は多様である。この授業では、ろう者と手話による挨拶や自己紹介ができるようになることをめざす。そして、他者との対話に必要となる視点について考える。 <学習目標> 手話で自己紹介と簡単な会話ができる。 ろう文化について、例を示し、その方法が生まれた理由も含めて説明できる。 言語の権利性を理解し、手話の必要性について、具体的な場面をあげて説明できる。 |
授業のながれ |
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オリエンテーション、あいさつ・名前の表現、指文字 家族・数の表現 趣味・スポーツの表現 ろう教育の現状と課題について、レポート@のテーマ提示 大学名・学部名・職業の表現 場所・都道府県の表現 自己紹介の表現、レポート@の提出 小テスト@「自己紹介をしてみよう!」 一日の生活に関する表現 一週間の生活に関する表現 ろう者の生活について、レポートAのテーマ提示 一ヶ月の生活に関する表現 一年の生活に関する表現 手話言語法(仮称)について、レポートAの提出 学習のまとめ・小テストA「お知らせを読み取ってみよう!」 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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耳がほとんど聞こえない教員による授業です。教員をしっかり見るように心がけてください。コミュニケーションは、話し手と聞き手による共同作業です。教員の話が理解しづらいときや質問したいときは視覚的な工夫をするなど、能動的な受講姿勢を望みます。手話表現は着実に習得しましょう。 |
本科目の関連科目 |
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聴覚障害者支援論 |
成績評価の方法 |
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・手話で自己紹介ができたか ・手話の基本的な疑問詞が理解できたか ・手話でごく簡単な世間話をすることができる力を身につけたか ・ろう者とろう文化について理解できたか ・ろう文化について、例を示し、その方法が生まれた理由も含めて説明できたか ・言語の権利性を理解し、手話の必要性について、具体的な場面をあげて説明できたか ・なぜ手話言語法(仮称)が必要なのかを理解できたか ・マイノリティを切り捨てる社会の脆さを肌身で感じ取ることができたか |
テキスト |
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□テキストを使用する □レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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