科目名 日本語と文化T−1

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 前期開講 石川 公子

テーマ
日本語の聴解力と会話力を伸ばし、コミュニケーション能力を高めよう。

科目のねらい
<キーワード>
日本語の聴解力  日本語の会話力
話し言葉の音声の特徴  話し方のレベル
自然な話し方のコツ

<内容の要約>
この授業は、留学生を対象に、大学での留学生活に必要な日本語の聴解力と会話力の向上をめざす。聴解では、話し言葉の音声変化の特徴をつかみ、大学生活で出会う場面での会話や講義などの独話を聴いて要点が聴き取れるようにする。会話では、相手や状況に応じて、話し方のレベルが変えられ、適切に日本人とコミュニケーションできるようにする。あいづちなどの自然な話し方のコツについても学習する。後半では、テレビ番組も視聴する。

<学習目標>
話し言葉の音声変化の特徴が理解できる。
相手に合わせて話し方のレベルを変えることができる。
友達同士のくだけた会話を聞いて、要点を聴き取ることができる。
講義などの独話を聞いて、要点を聴き取ることができる。
相手や状況に合わせて適切にコミュニケーションできる。

授業のながれ
自己紹介・他者紹介、日本語レベルチェック
聴解(1)「ゼミの時間と教室の変更」
聴解(2)「休講」
会話(1)「たのむ」
課題「日本人学生と話そう」@課題説明、聴解+@「出迎えの約束をする」
課題「日本人学生と話そう」A質問チェック、聴解(3)貸し借り
課題「日本人学生と話そう」Bハンドアウト・原稿チェック、会話(2)「ことづける」
課題「日本人学生と話そう」C発表、会話(3)「ことづけを伝える」            
自然な話し方のコツ(1)「あいづち」、会話テストについて
自然な話し方のコツ(2)「のだ」の使い方
会話テスト:会話(1)〜(3)、応用練習
聴解(5)「講演:話し言葉」
聴解(6)生教材「100人の地球村」(NHK「ETV2002」より)
復習
まとめ(テスト)         
※学生数や学生の日本語力などによって変更する場合があります。

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・教材でわからない言葉があれば予習して調べておくこと(事前学習30分〜1時間)。
・宿題等の課題が出された場合は決められた日に提出すること(事後学習30分〜1時間)。
・授業や課題に対して積極的に取り組むこと(母語は使用しないこと)。
・30分以上の遅刻・早退は欠席となるので注意すること。
・毎回辞書を持ってくること。
・授業外でも積極的に日本人と交流し、テレビ等を視聴して、日本語の言葉を増やす努力をすること。

本科目の関連科目
「日本語と文化IV-1/VII」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 90%
その他  10%
学期中に行う課題、会話テスト、まとめテストに加え、授業の参加度や宿題の提出状況などから総合的に判断します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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