科目名 多文化共生と外国語

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 小國 和子

テーマ
文化としての「言葉」について理解を深め、ローカル言語に対する学習動機を喚起し、海外研修でのスムーズなコミュニケーションのために求められる姿勢を身に着ける。

科目のねらい
<キーワード>
文化としての言語  異文化コミュニケーション
東南アジア  学び手としての姿勢
国際語、国語、ローカル言語

<内容の要約>
国際福祉開発学部1年次の全員履修科目「国際フィールドワークI」で赴く東南アジアを中心とする各国のローカル言語と文化全般についてオムニバス形式で学ぶ。

<学習目標>
ローカルな言語を、その地域の文化として理解できる。
東南アジア各国の「国語」の成立過程と意味について知識を獲得する。
訪問先国の文化の学び手としての姿勢を身に着けることができる。
外国への訪問時に最低限の会話を始め、関係をスムーズに構築するために、幾つかのローカル言語会話ができる。

授業のながれ
授業目標とガイダンス
東南アジアにおける多民族国家。文化としての言語。
国際語、国語とローカル言語〜インドネシアを例に
事例1(マレーシア) マレーシアの歴史と文化 概要
事例1(マレーシア) 国語の成立過程と意味
事例1(マレーシア) マレー語で会話してみよう!
事例2(フィリピン) フィリピンの歴史と文化 概要
事例2(フィリピン) 国語の成立過程と意味
事例2(フィリピン) タガログ語で会話してみよう!
事例3(カンボジア) カンボジアの歴史と文化 概要
事例3(カンボジア) 国語の成立過程と意味
事例3(カンボジア) クメール語会話に挑戦しよう
先輩たちのローカル言語体験
言語というアイデンティティ・グループ発表準備
振り返りとまとめ。

準備学習の内容・学ぶ上での注意
国際フィールドワークIで実際に赴く国のことだけでなく、東南アジア地域全般について理解を深める姿勢をもって受講すること。特に、自分の訪問国については積極的に会話帳を作成したりメモを取って、国際フィールドワークの事前学習に活用すること。

本科目の関連科目
国際フィールドワークI、異文化理解

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 50%
その他  0%
出席点(毎回の小課題)を重視。各国事例についてのレポート作成。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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