科目名 | 英米文学史 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 後期開講 | 小泉 純一 |
テーマ |
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英語がどのように成立し、それを使って小説や詩で作家が何を表現しようとしたのかを、イギリスの古英語から二十一世紀のアメリカ文学から理解する |
科目のねらい |
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<キーワード> 英語の変遷と成立 近代英語時代のシェークスピア アメリカ文学の誕生 二十世紀文学の特徴 <内容の要約> 英語を使っている人たちがどのような文化を創り、言葉でそれをどのように表現し、文学作品を作ってきたのかを、古英語から二十世紀のアメリカ文学を通して学びます。イギリスの古英語から始めますが、後半はアメリカ文学に特化し、特に二十世紀文学の特徴を、新しい時代の感受性を表現できる言葉の模索、論理的描写から東洋的なイメージの論理への接近、多様なメディアの利用などから分析し、二十世紀の半ばに起きたビートジェネレーションの世界観、自然と人間の関係に着目したネイチャーライティングなどもテーマとします。 <学習目標> 古英語から近代英語への変遷を説明できる シェークスピアの偉大さを説明できる アメリカ文学の特徴を説明できる 二十世紀アメリカ文学の特徴を説明できる ビートジェネレーションについて説明できる |
授業のながれ |
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イントロダクション マザーグースと英米文学 古英語から中世英語へ:ベオウルフとチョーサー シェークスピアの描く古代ローマと諸外国 シェークスピアが描くイングランド ロマン主義の時代:理性から情熱へ アメリカ文化の揺籃期:アメリカインディアンの口承文学 アメリカ文学の成熟期:ホイットマンとエミリー・ディキンスン ネイチャーライティング:ソローからゲーリー・スナイダーへ エズラ・パウンド:ジャポニズムからイマジズムへ W.C.ウイリアムズの"No Ideas but in Things" ガートルド・スタインの言葉の実験 ビートジェネレーションの世界観 アメリカ西海岸の作家たち 公民権運動から多元文化主義へ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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英米文学史を学ぶ目的は、英語という言葉の背景にどのような文化があるのか、英語を使う人たちは何を考え、何が重要だと思ってきたのかを知ることです。ただの知識として学ぶのではなく、それが自分にとってどのような意味があるのかを常に振り返って下さい。講義では作品のごく一部を取り上げるだけです。関心を持てた作品は翻訳でいいので、読み通して下さい。学期末のレポートでは、自分が選んだ作品、作家についてレポートを書いてもらいます。 事前の学習としては、翌週に使う資料に45分程度目を通すこと。事後の学習としては当日出された課題と取り組むこと(45分程度) |
本科目の関連科目 |
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成績評価の方法 |
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講義への取り組みと講義内で書いてもらうミニレポート、学期末に作成するレポートを総合的に評価します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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