科目名 心理支援実習T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 瀬地山 葉矢

テーマ
心理支援において重要となるノンヴァーバルコミュニケーションや五官の働きを駆使しつつ、さまざまなワークを通じて、言葉にならない感覚や身体で感じる感覚に注意を向ける。またその時の自分 の状態や特徴について理解する。

科目のねらい
<キーワード>
ノンヴァーバルコミュニケーション  身体感覚
感受性訓練  自己理解
他者理解

<内容の要約>
 さまざまなワークを通じて、五官の感覚や身体の実感に注意を凝らす。また他者との間で言葉に頼らない交流を体験する。それらの体験から、自己理解や他者理解を深めていく。
 多くの実習は、二人一組のペアや少人数のグループを組んで行う。


<学習目標>
五官や身体の感覚を研ぎ澄ませて、普段おろそかになりがちなこれらの感覚への気づきを深めることができる。
1の実感を通して、自分や相手の状態を感受し、その特徴について理解できる。

授業のながれ
オリエンテーション−演習の目的、進め方、グループ分け
自己紹介のワーク
フェルトセンス(1)
フェルトセンス(2)
フェルトセンス(3)
からだ体験モードによる実習(1)
からだ体験モードによる実習(2)
からだ体験モードによる実習(3)
リラクセーション1(自律訓練法)
リラクセーション2(自律訓練法の続きと腹式呼吸法)
リラクセーション3(筋弛緩法とまとめ)
ストレスマネイジメント1(ストレスの概説と外在化)
ストレスマネイジメント2(コーピング)
ストレスマネイジメント3(活動スケジュール)
実習体験の振り返りと共有

準備学習の内容・学ぶ上での注意
 本実習は、多くの課題を二人一組のペアや少人数のグループにて行う。また、課題を通して自己を振り返る機会も多い。それらの実習により、心理的・情緒的に不安定になることが予想される場合は、熟慮のうえ、実習への参加の可否を決めること。すでに相談者がいる場合は、受講の是非について事前に相談をしておくこと。
 また本実習は、2人の教員が実習を半分ずつ担当する。したがって受講者は、2人の教員のもとで実習を体験することになる。

本科目の関連科目
 心理支援実習U

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 100%
その他  0%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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