科目名 子ども発達学専門演習T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 3 通年開講 齋藤 一晴

テーマ
対話と共生のための授業づくり ―歴史学、社会科教育がめざすもの―

科目のねらい
<キーワード>
歴史学  歴史教育
社会科教育  多国間共同歴史教材
歴史対話

<内容の要約>
ゼミでは2つのことに取り組みます。「共通テーマ」と「個人テーマ」です。前者は、ヨーロッパや東アジアで開発が進む共同歴史教材の作成過程、活用事例から、既存の教科書や授業にどのような新しい内容、教授法を提供できるのか、輪読や現地調査を通じて全員で検討します。また、歴史認識や主義主張の異なる他者とどのような対話、「共有」が可能なのかを、国内だけでなく、国境を越えて考えます。後者は、各自の問題意識にもとづいた研究テーマを個人報告のスタイルで深めてもらいます。

<学習目標>
共同歴史教材が世界各地でどのように作成されているかを理解できる。
東アジア各国の教室で子どもたちは歴史教育を通じて何を学んでいるのかを理解できる。
共同歴史教材を活用した授業とはどのようなものかを理解することができる。

授業のながれ
東アジア各国の子どもたちは歴史をどのように学んでいるのか
東アジア各国の歴史教科書、歴史教育の特徴
東アジアにおける共同歴史教材の開発状況
東アジアにおける共同歴史教材を活用した授業交流の現在
歴史対話とはどのようないとなみか…共同歴史教材の論点を考える
歴史対話を授業にどう活かすか…日中韓における取り組みから
報告@ 原爆投下は世界でどう教えられているか
報告A 近代日本の戦争と植民地支配は世界でどう教えられているか
報告B 東アジア各国の博物館は歴史をどのように展示しているか
報告C ヨーロッパにおける共同歴史教材の現在
報告D ヨーロッパにおける授業交流の現在
討論@ 歴史対話とはどのようないとなみか
討論A 各国間で対立する論点をどう教えるか
討論B 授業交流をどのように進展させるか
フィールドワークを考える…中国や韓国で共同歴史教材を活用してどのような授業を行うか
文献報告@…各自のレポート作成で活用する文献を紹介する
文献報告A…各自のレポート作成で活用する文献を紹介する
文献報告B…各自のレポート作成で活用する文献を紹介する
文献報告C…各自のレポート作成で活用する文献を紹介する
文献報告D…各自のレポート作成で活用する文献を紹介する
構想報告@…各自のレポートの章立て、内容を報告する
構想報告A…各自のレポートの章立て、内容を報告する
構想報告B…各自のレポートの章立て、内容を報告する
構想報告C…各自のレポートの章立て、内容を報告する
構想報告D…各自のレポートの章立て、内容を報告する
フィールドワーク@…各自のレポート作成に関わるフィールドワーク先を紹介する
フィールドワークA…各自のレポート作成に関わるフィールドワーク先を紹介する
フィールドワークB…各自のレポート作成に関わるフィールドワーク先を紹介する
フィールドワークC…各自のレポート作成に関わるフィールドワーク先を紹介する
フィールドワークD…各自のレポート作成に関わるフィールドワーク先を紹介する

準備学習の内容・学ぶ上での注意
サブゼミを組織して、事前に授業内容や討論の内容を学習しておくこと。授業終了後、参考文献を紹介するので、各自のレポート作成に活かすこと。

本科目の関連科目
総合演習T・U、各基礎演習T・U、子ども発達学専門演習U

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他  0%
授業や討論への参加度合いとレポートから総合的に評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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