科目名 教職入門A

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 <オムニバス>鈴木 庸裕、山口 正

テーマ
現代社会の課題と子どもが求める教師(教育専門職)とは何か その職務と生きがいを考える

科目のねらい
<キーワード>
教師とは何か  教育とは何か
教職の専門性(その力量)と成長  教育改革(教育のこれから)

<内容の要約>
教師の養成・採用・研修の実際や教育課題に向き合う教師の事例、学びを創造する教師の事例などの学習(検討)をとおして、教職の責務と職務内容の基本を理解する。さらに、学校教育を豊かにするために必要な教職員・専門職の協働・連携のあり方(チーム学校)を考える。

<学習目標>
・現代社会の課題を見据え、子どもや保護者が求める教職のあり方を考え深めることができる。
・教職の意義・役割・資質能力・職務内容に関する基礎的な理解を身につけることができる。
・自らの教育観・教師像の形成することができる。

授業のながれ
授業ガイダンス 教職とは何か(その社会的意義)
私が出会った「思い出に残る教師たち」(その1) 教職の存在意義
私が出会った「思い出に残る教師たち」(その2) 教職の職業的特徴
問われる教師の役割と力量(その1) 養成と採用
問われる教師の役割と力量(その2) 研修と力量形成・成長
問われる教師の役割と力量(その3) 服務と身分
教育の課題に向き合う教師たち(その1) 事例:チャイルド・プア
教育の課題に向き合う教師たち(その2) 事例:いじめ
教育の課題に向き合う教師たち(その3) 事例:不登校
新しい学びを創り出す教師たち(その1) 事例:子どもの学力 その課題
新しい学びを創り出す教師たち(その2) 事例:授業づくり その魅力と工夫
新しい学びを創り出す教師たち(その4) 事例:授業づくり 外国の授業事例
学校教育を支えるもの(その1) チーム学校とは何か
学校教育を支えるもの(その2) チーム学校の協働と連携
教職をめざすために必要な今後の学習課題

準備学習の内容・学ぶ上での注意
○毎回、次回授業の事前学習課題(自己学習)を提示するので準備してくること。その学習を前提にした授業展開になる。(例:指定された資料を読了・線引きしてくること。課題に関するコメントを記入して持ってくること、など)○受講者の率直な意見は互いの問題意識を豊かにするので、その点での遠慮はいりません。(公開するメールアドレスを使った意見表明も可)○学ぶ者のモラル(遅刻、私語、携帯電話など)には自覚的であってほしい。これらのモラル違反については厳格に対処する。

●毎回配付するレジュメ=授業プリント(A4用紙)を綴じるファイル(A4版・2穴形式)を準備すること。●授業プリントには通し番号が記してあり、最終的に1冊のテキストになるように構成されている。●授業に関する参考・推薦図書は授業のなかで説明・紹介する。●授業担当者への連絡方法は第1回授業で説明・公開する。●この授業では、レポート作成の方法について体験的に学ぶことも位置づけている。課題レポートの作成準備をとおしてそれを追求する。

本科目の関連科目
他の教職科目群

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他  20%
つぎの三つを総合して評価する。評価1(受講態度)20% 評価2(授業中の学習活動参加と課題コメント提出)40% 評価3(最終課題レポート)40%評価1と2は日常的評価、10回以上の出席が必要(全学共通)。評価2では、学習グループでの話し合いや全体討論での参加状況(ともに意見表明)を高く評価する。評価3では、レポートの条件を満たさないものは単位不認定とする。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>鈴木庸裕著 <テキスト名>学校福祉のデザイン <出版社>かもがわ出帆



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