子どもの保健Ａ

科目名	子どもの保健Ａ

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	1	後期開講	鷲見　聡

テーマ

子どもの特徴を理解し、生命（いのち）を守り健康を増進するー子どもの保健総論

科目のねらい

＜キーワード＞
成長と発達、多様性　　感染症と予防接種
子どもの病気　　事故と応急処置
医療的ケア児

＜内容の要約＞
子どもの特徴は成長と発達にあり、おとなとはまったく異なった生理と病態を示す。また、子どもの成長と発達は一人ひとりに違っており、“多様性”がある。総論において、この成長発達のダイナミズムと発達の多様性について、各論においては、麻疹（はしか）など子どもによく見られる種々の病気および事故について、子どもの保健A、Bを通して理解を深めることができるよう解説する。

＜学習目標＞
将来、「保育・育児」や「特別支援教育」などに携わる際に必要となる小児保健学（子どもの生命を守り、健康を増進する医学）の基本的知識と考え方を身につけることができる。
※

授業のながれ

1．子どもの保健の意義と目的
2．子どもの発育・発達（1）身体の発育（1）
3．子どもの発育・発達（2）身体の発育（2）生理機能の発達（1）
4．子どもの発育・発達（3）生理機能の発達（2）運動機能の発達
5．子どもの発育・発達（4）精神（こころ）の発達
6．子どもを取り巻く生活環境（1）総論・母体環境・家庭環境
7．子どもを取り巻く生活環境（2）地域環境
8．ゲスト講義―子ども虐待―
9．子どもを取り巻く生活環境（3）自然環境
10．子どもの生活習慣（1）食習慣・排泄習慣・睡眠習慣
11．子どもの生活習慣（2）清潔習慣・衣服・寝具
12．子どもの精神（こころ）の保健（1）軽度発達障害・習癖障害
13．子どもの精神（こころ）の保健（2）登園拒否（分離不安）・子ども虐待
14．子どもの栄養（1）総論・乳児期の栄養
15．子どもの栄養（2）幼児期の栄養・医療と栄養

準備学習の内容・学ぶ上での注意

1.「子ども」や「健康」に関わる情報を日ごろからキャッチし、自分なりに考えること。
2.講義中の私語・飲食は絶対禁止。ケータイの電源を必ず切っておくこと。
3.各講義の最後に、その講義の最重要ポイントの小テストを行う。
4.限られた時間で多くのことを学ぶために、復習が必要であり、授業で紹介する推薦図書も大いに利用して頂きたい。

本科目の関連科目

「子どもの保健Ｂ」「子ども発達学A、B、C、D」「病弱児の心理・生理・病理」

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	50％
授業内でのレポート・課題等	50％
その他	0％

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定（最初の授業で指示する）