科目名 生理学実習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 後期開講 坂野 裕洋、伊藤 猛雄

テーマ
神経-筋収縮刺激による骨格筋収縮と心電図・血糖値に対する運動の効果を観察し、レポートを作成する

科目のねらい
<キーワード>
@動物実験:神経伝導速度、神経―筋伝達機構  Aヒトを対象とした実習:血圧、呼吸、糖代謝

<内容の要約>
@麻酔下の動物を用いて、実体顕微鏡下で坐骨神経を露出させた後、電気刺激により伝導速度を測定するとともに、骨格筋の収縮を記録し、これらの結果を解析することにより、レポートを作成する(神経-筋伝達のしくみの検討)。さらに、実験における共同作業を通してチームワークを身につける。
A姿勢の変化に伴う血圧の変動を確認する。また、スパイロメータを用いて呼吸機能を評価する。その他にも75g経口糖負荷試験を行い、血糖の変化と運動が与える影響について確認する。これらの課題それぞれにレポートを作成し実習結果の考察を行う。


<学習目標>
神経-筋伝達のしくみを説明できる。
データの取得およびそれを解析することによりレポートを作成する能力を獲得する。

授業のながれ
第1回:1限目:講義と実験のオリエンテーション、2限と3限目:デモンストレーションと実験トライアル
第2回:1限:誘発筋電図@(単発、テタヌス刺激)、2限:誘発筋電図A、3限:誘発筋電図B
第3回:1限:神経伝導速度の測定@、2限:神経伝導速度の測定A、3限:神経伝導速度の測定B
第4回:1限:血圧の測定@、2限:呼吸機能の測定A、3限:血糖の測定B
第5回:実験結果と選択テーマに関するプレゼンテーション@、A、B
第2回〜第4回の実験のレポートは、次週の実習の最初に各自提出すること(動物実験:伊藤、ヒト実験:坂野)。テーマおよび内容は変更される場合がある。









準備学習の内容・学ぶ上での注意
1回の実習が3限連続となるので欠席しないこと。
グループ実験であるため、実験に積極的に参加すること。
動物の取り扱いには十分注意すること(バイタルサインなど)。
精密機器の取り扱いには十分注意すること(機器の破損や感電事故)。

本科目の関連科目
解剖学T・U、解剖学実習、運動学、生理学、神経生理学

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 100%
その他  0%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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