科目名 都市景観生態学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 田井 洋子

テーマ
建築および都市の景観を構成するさまざまな要素を理解し、それを駆使して魅力的なまちづくりを実践できる能力を養う。

科目のねらい
<キーワード>
建築  景観
まちなみ  ランドスケープ
まちづくり

<内容の要約>
景観・まちなみに関して問題意識が高まりつつある。日本や海外の景観の創り方や課題などを具体事例を示しながら概観し、景観を構成する個別の要素(広場、水の空間、色彩など)のデザインについても学習する。


<学習目標>
都市景観の変遷について理解できる。
単体の建築だけでなく、建築その他の総合体としての都市景観を見る目を養う。
世界にはさまざまな都市景観があり、その成立・保護にも様々な方法があると理解できる。

授業のながれ
ガイダンス 都市の景観、まちなみとは
都市景観・まちなみの成り立ち
行政による景観の保護、コントロールの変遷(景観法にいたるまで)
海外の都市景観と成り立ち 西欧
海外の都市景観と成り立ち アジア
身近な景観 伝統的なまちなみ(亀崎など)
身近な景観 新しいまちなみ まちなみリサーチ(ジェイタウンのぞみが丘)
身近な景観 住宅の外構
身近な景観 都市の緑 街路樹など
身近な景観 景観における色彩
都市景観の創造 シティ・イン・ザ・ガーデン(シンガポール)都市間競争に勝つための魅力づくり
都市景観の改造 文化力・環境の向上(韓国 チョンゲチョン)
緑の都市景観 人工的な生態系 (東京 明治神宮の森)
緑の都市景観 まちなみとしての雑木の庭の創出(東京 大手町の森)
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
授業は課題・レポート、設計演習、屋外での学習を含めて進めます。生活の中で景観やまちなみ、ランドスケープなど建築単体を含む大きな空間を意識すること。またわたしたちの生活の歴史やその痕跡、年月の積層を意識してまちが形作られていることを意識すること。

本科目の関連科目
建築環境デザイン論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他  0%
0

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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