科目名 芸術創造

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 坂倉 守

テーマ
携帯端末の普及に伴い誰もがカメラを所持する時代において、写真を読み解き表現する視覚的コミュニケーションの能力を養うことをテーマとする。

科目のねらい
<キーワード>
「視点」をキーワードに対象をどのように写し取るかを学ぶ。  「表現」をキーワードに伝えたいことがらをいかに表すかを学ぶ。

<内容の要約>
写真は、社会的流通を目的とした報道や広告、さらに美や概念などを追及する芸術的表現での利用など、実に幅広い用途に結びついたメディアである。また、インターネットの普及した現代では日常生活の中で視覚的な記録・伝達が手軽に行えるようになっている。授業では、写真表現に関わる初歩的な撮影技術を学ぶとともに撮影におけるモノの見方や感じ方、考え方を授業課題に取り組むことを通して身につけることを目指す。具体的には、学内外の身近な事物や人などを対象にして、テーマごとにポイントを押さえて撮影演習を行い、作品の解釈についてディスカッションし、視覚情報の読み取りと表現力を養うことを目標とする。

<学習目標>
目的に沿った的確な表現力を身につけることができる。
写真を読み解くための力を養うことができる。
写真撮影の技術を身につけることができる。

授業のながれ
授業内容の説明、準備するもの、提出物についての説明。 デジタルカメラでフォーカシング、フレーミングなどカメラ操作の基本を学ぶ。
撮影から、データ取り込み、保存、印刷までの手順を一通り覚える。フォーカスやフレームを意識して、まずは自由に撮影してみる。
光を活かしたポートレート(肖像、人物)  露出、ライティングについて学ぶ。
テーマを与えての撮影課題の取り組み。
撮影課題作品の講評。
「光を活かしたポートレート」の写真を使って画像処理と編集の基礎を学ぶ。
ボケを活かした写真表現の撮影演習を行う。
モノと光(質感)、空間と光(空気感)の表現の撮影演習を行う。
動きをテーマとした写真表現の撮影演習を行う。
大学紹介をテーマとしたポスター作品の制作を行う。
大学紹介をテーマとしたリーフレット作品の制作を行う。
課題作品の制作。主に撮影を中心として。
課題作品の制作。主に作品の選別や構成などを中心として。
課題作品の制作。作品集としての編集とまとめ。
課題作品の講評。

準備学習の内容・学ぶ上での注意
授業時間外での写真撮影が求められる。授業内で説明した内容を翌週までに復習し、撮影演習などが滞りなくできるよう準備しておくこと。本科目は全体を通じて合計60時間の事前・事後学習が必要である。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 70%
その他  30%
期末課題の評価の他に授業態度も含めて総合的に評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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