科目名 地方行財政T(財政)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 鈴木 健司

テーマ
地方自治体(都道府県や市町村)の財政制度の理解

科目のねらい
<キーワード>
地方財政制度  国と地方の財政関係
自治体の行財政運営  自治体財政の健全化

<内容の要約>
都道府県や市町村は国とは別の組織であり、地方自治体と言います。地方自治体は最も身近な政府であり、基礎的な行政サービスを住民に提供しています。そして、そのような行政サービスを提供できるような仕組みが地方財政です。授業では、地方財政制度の仕組みと概略を理解し、地方自治体の財政活動を経済学を使って分析することで、今後の地方自治体のあり方を検討します。
なお、この授業は経済学部の「地域志向科目」です。地方財政の学習を通じて地方自治体の住民である皆さんが、住んでいる地域に関心を持つことも授業のねらいの一つです。

<学習目標>
地方財政制度を理解できる。
地方財政制度の問題点を理解できる。
地方財政について経済学的な分析を行える。
地方自治体の財政活動を理解できる。
地方自治体の住民意識を高揚することができる。

授業のながれ
地方財政とは
制度としての地方財政@
制度としての地方財政A
制度としての地方財政B
地方税@
地方税A
政府間財政移転制度@
政府間財政移転制度A
生産主体としての地方団体
地方公共支出の理論
地方公共サービスの生産性の改善@
地方公共サービスの生産性の改善A
地方債と公会計
自治体健全化法と公会計改革
地方自治体の財政分析

準備学習の内容・学ぶ上での注意
@毎回の授業には授業時間以外に事前学習と事後学習が必要になり,授業全体を通じて60時間の事前・事後学習が必要になります。内訳は以下のとおりです。
事前学習(配付資料の読込み)8時間
事後学習(授業内容の復習とまとめ)15時間
事後学習(宿題)15時間
事後学習(課題レポート)22時間
A遅刻や無断欠席,私語など学習に障害をきたす行為は慎み,真摯に学習に取り組んで下さい。
B授業ではテキストにそって学習を進めます。したがって、テキストを必ず用意して下さい。また、授業ではレジュメを配布しますので、A4サイズの資料を綴じることができるファイルを用意して下さい。


本科目の関連科目
「経済学」、「ミクロ経済学」、「財政学」は本科目の基礎となります。さらに、「公共経済学」は本科目の経済学的な分析と関連があります。また「地方行財政U」は本授業で触れない地方自治体の行政運営が学習内容です。あわせて履修しておくことを強く推奨します。

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 55%
授業内でのレポート・課題等 45%
その他  0%
レポートと定期試験の合計で成績を評価します。レポートは45点、定期試験は55点の合計100点満点で最終評価をします。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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