科目名 | 特別講義U(経営と税務) |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 鈴木 健司 |
テーマ |
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金融と税金の基礎能力(リテラシー)を身につけよう。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 金融商品を知る 金融資産の運用を知る 経営に関わる税制を知る <内容の要約> ●本授業は、金融業、製造業、サービス業などの分野だけではなく、医療・福祉分野を希望している学生諸君にも履修してもらいたい授業です。 ●本授業以外に「金融論」、「証券論」、「民法」、「企業法T・U」、「会計学」をすると、ファイナンシャル・プランナー3級の試験範囲をカバーできる知識が身につきます。 ●現場で活躍しているゲスト講師による授業です。 どのような事業所でも、経営を行う上で金融と税金の知識は必要不可欠です。銀行や保険会社は言うまでも無く、医療・福祉分野の事業所においても経営活動を行っている点では同じであり、金融と税金の知識は欠かせません。また、皆さん自身が、今後就職して、自らの生計を立てる上でも金融と税金の知識は必要となるでしょう。その意味で、金融と税金の知識は社会人として身につけておくべき基礎能力(リテラシー)とも言えるでしょう。 この授業では、金融と税金の知識を学び活用できる基礎力を身につけることが目的です。各回の授業のテーマに沿って、実際に現場で活躍している様々な業種の方をゲスト講師として招きます。3年生からさらに金融の知識を広く得たい、医療・福祉分野に進む上で経済学部らしい金融・税金の知識を身につけたいと考えている人にも、有益な授業となるでしょう。 なお、本授業の内容は、公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会の「医業経営管理能力検定」にも関連するので、同検定に合格したい学生にも履修を勧めます。 <学習目標> 経営に関する税務を理解し、将来の進路選択に役立てることができる。 代表的な金融商品や資産運用の方法を説明できる。 所得税、法人税、消費税などの税について、税額を計算できる。 |
授業のながれ |
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はじめに(金融と経営における税務) 金融リテラシー(その1)〜ライフプラニング〜 金融リテラシー(その2)〜生活設計とリスク管理〜 金融リテラシー(その3)〜年金〜 金融リテラシー(その4)〜金融資産運用の基礎的な知識〜 所得税(その1)(所得税の体系、所得の分類) 所得税(その2)(所得税算定と税額控除、申告制度) 消費税(消費税の基本と税算定の計算) 法人税(法人税の基本と税算定の計算) 近年の税制改革について 不動産の取引(不動産の基本、開発など) 不動産関連の税(不動産関連税の計算) 相続・贈与税(その1)(相続・贈与税の基礎的な知識) 相続・贈与税(その2)(相続・贈与税の計算) まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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@毎回の授業には授業時間以外に事前学習と事後学習が必要になり,全15回の授業全体を通じて60時間の事前・事後学習が必要になります。内訳は以下のとおりです。 事前学習(予習)15時間 事後学習(授業内容の復習とまとめ)15時間 事後学習(宿題)15時間 事後学習(レポート課題の作成)15時間 A外部から講師をお招きして授業を行います。講師は貴重な時間を使って皆さんに実践的な金融や税の知識を説明しますので、真摯に授業を受けて下さい。授業中に私語や必要のないスマホなどの操作など受講生全員の授業環境を害する行為は厳禁であり、注意しても授業態度を改めない学生には退室を求めることがあります。 B授業では大量のレジュメを配付しますので、レジュメをまとめることができるようなファイルを用意しておいて下さい。 |
本科目の関連科目 |
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「経済学」、「金融論」、「証券論」、「地域金融」、「金融ポートフォリオ」、「民法」、「企業法T・U」、「会計学」、「社会政策」、「社会保障論」、「特別講義V(地域医療と福祉)」 |
成績評価の方法 |
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・毎回の授業で、課題として宿題を課します(30%)。 ・レポートを2回課します(20%) ・定期試験を実施します(50%) |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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