科目名 | 地域研究プロジェクトU |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 後期開講 | 藤井 博之 |
テーマ |
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福祉と医療の壁を越える多職種協働プロジェクト |
科目のねらい |
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<キーワード> 医療と福祉の壁 多職種連携教育・学習 Interprofessional Education & Learning 地域包括ケア <内容の要約> 医療機関でも、地域包括ケアでも '多職種協働' がうたわれています。SWへの期待もあります。しかし、現実の '協働' にはさまざまな力が働き、SWへの '期待' もその影響下にあり、現場によってさまざまな姿をとります。その結果、福祉職と医療職のあいだには時に壁が立ちはだかります。それを乗り越えるための多職種連携教育Interprofessional Education(IPE)を、学生自身の力で展開するプロジェクトです。2015年度のクラスでは「多職種協働ゲーム」を開発し、2016年度には岐阜市で行われた「ごちゃまぜIPE」に準備段階から参加しました。3年目の2017年度は、これらを受け継ぎ、学内でのIPE企画の実施に向けて活動します。 プロジェクトTでは、プロジェクトのメンバー同士のチーム形成をし、「多職種協働ゲーム」や、本学大学院で使っているケースメソッド教材で、「壁」を疑似体験し、地域医療や障がい者支援のフィールドを訪問して、「壁」の正体に迫ります。また、学外で行われるIPEの企画にも、機会があれば参加します。 プロジェクトUでは、プロジェクトTの達成の上に、学内でのIPE企画の開催を目指します。 講義や見学など毎回の内容・課題は、チーム形成の到達度、メンバーの意見・要望などによって組み立てていきます。 <学習目標> 地域医療・ケアの現場、そこで多職種が協働する上での課題、とくに医療と福祉の間の壁、そこでSWに求められる役割を理解できる。 メンバーがチームを作り、当事者や現場で働く人たち、自分たち自身を守りながら、現場を見学し、効果的な観察と振り返りを実行することができる。 医療職や医療系学生を含む、地域医療・ケアに関わる人々とディスカッションの機会を企画・実施することができる。 |
授業のながれ |
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1 プロジェクト1のふり返り 2(講義とグループワーク)IPEをどう企画するか 3(グループワーク)IPEをどう企画するか 4(グループワーク)IPEをどう企画するか 5(グループワーク)IPEをどう企画するか 6(講義とグループワーク)IPE企画の準備 7(グループワーク)IPE企画の準備 8(グループワーク)IPE企画の準備 9(グループワーク)IPE企画の準備 10(イベント開催)学内IPE企画 11(イベント開催)学内IPE企画 12(グループワーク)全体発表準備 13(グループワーク)全体発表準備 14 全体発表会 15 プロジェクトのまとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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「課題解決型学習」に必要な主体的に関わる姿勢と、地域医療・ケアへの興味をもっていることが必要です。 教員の援助のもとに、プロジェクトメンバーが段取りして複数の現場を見学することになります。お互いの時間を調整して、授業時間以外で打ち合わせや訪問などを行う必要があります。 SWの働く現場にアプローチする上でも、多忙な社会人と主体的に関わる上でも、格好の機会になると考えています。 |
本科目の関連科目 |
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「地域社会学」「社会福祉調査論」「ソーシャルワーク」「高齢者福祉論」「障害者福祉論」「地域福祉論」「医療福祉論」「地域保健学」「リハビリテーション医学」「保健医療サービス論」 |
成績評価の方法 |
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試験は行いません。 レポート、プロジェクトへの貢献状況を総合的に評価します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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