科目名 スポーツ・文化特講T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 岡田 雄樹

テーマ
オリンピック・パラリンピックの思想や歴史、それを取り巻く様々な研究について理解を深め、2020東京オリンピック・パラリンピックのあり方を考える

科目のねらい
<キーワード>
オリンピック  パラリンピック
理念  オリンピニズム

<内容の要約>
オリンピックの歴史は古い。古代オリンピックが始まったのは、考古学的な研究によって紀元前9世紀ごろとされ、ギリシアを中心にしたヘレニズム文化圏の宗教行事であった。近代オリンピックは世界平和を究極の目的としたスポーツの祭典で、1892年フランスのピエール・ド・クーベルタン男爵によって復興された。この授業では、古代オリンピックから近代オリンピックへ受け継がれた精神や理念の理解と、それらを継承していくことの意義について講義を通して考える。さらに、現在のオリンピック・パラリンピックの現状と課題について学習することを通して、2020東京オリンピック・パラリンピックに向け、私たちに何ができるのか、何をすべきなのかについて理解を深める。
授業はオムニバス形式で、本学の教員ならびにオリンピアン、パラリンピアンならびに2020東京オリパラ関係者といったゲスト講師によって行われる。この授業を受講することで、オリンピック、パラリンピックをこれまでと違った視点で考える機会となることを期待する。


<学習目標>
古代オリンピックの意義、理念を理解し、その概要を説明できる。
オリンピニズムとクーベルタンについて理解し、説明できる。
オリンピック・パラリンピックを取り巻く様々な問題点や課題を理解し、説明できる。
2020東京オリンピック・パラリンピックに向け、私たちがすべきこと、できることを理解し説明できる

授業のながれ
オリンピック・パラリンピック教育の必要性(オリエンテーション)(藤田)
オリンピックの歴史とオリンピニズム(新井)
オリンピックと政治(吉田)
オリンピックと環境問題(岡田)
オリンピックとスポーツビジネス(千葉)
オリンピック選手の育成・強化とその方法(山根)
オリンピックとドーピング(竹村)
オリンピック選手から見たオリンピック(ゲスト講師:岡田)
パラリンピックの歴史とオリンピックのコアバリュー(安藤)
パラリンピック競技の実際1(兒玉)
パラリンピック競技の実際2(三井)
パラリンピック選手が見たパラリンピック(ゲスト講師:岡田)
リオデジャネイロ・パラリンピック報告(三井)
東京パラリンピックに向けた課題(兒玉)
まとめ(岡田)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
4年に一度開催されるオリンピックやパラリンピック、なぜ4年に一度なのか考えたことがありますか。本講義では、そういった疑問も含め、いろいろな角度からオリンピックやパラリンピックを学びます。、2020東京オリンピック・パラリンピックで、私たちは何ができるのか、何がすべきかという視点と問題意識をもって講義に望んでください。また、毎回テーマが変わり、教員も変わります。したがって次回のテーマについて事前学習を行い、問題点や課題について考えてくることを毎週の準備学習とします。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
40%


60%

毎回の授業時に提出する小レポート40%
レポート試験60%

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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