科目名 心理支援実習U

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 小松原 智子

テーマ
身体体験(サイコドラマ)、表現体験(コラージュ、スクイグルなど)、面接体験(ロールプレイなど)、視聴覚教材を使用した体験を通した実習を行う。

科目のねらい
<キーワード>
コミュニケーション  感受性訓練
表現力

<内容の要約>
 身体体験で行うサイコドラマは、シナリオのない即興劇と言われています。たとえば、自分が好きな花になったことや鳥になったことを想像して、それを表現します。
 表現体験では、コラージュを作ってみたり、スクイグルを行ったりします。スクイグルでは、二人一組のペアになり、画用紙に自由な線を描き合い、その中から見えた像にクレパスで色を塗る作業を繰り返します。出来上がった作品から、物語を作ってみます。
 面接体験では、ペアになって人の話を聴く練習や自分の描いた絵について話をしたり、相手との心的な交流を深めた後、最後にロールプレイを行います。また視聴覚教材を使用した体験も行います。
 これらの体験を通して、コミュニケーション、感受性、傾聴力、応答・表現力を身につける訓練が行えます。また、それらの力を身につける学びができます。

<学習目標>
体験を通して感受性を高め、人の心の動きを深く感知する力を身につける。
体験を通して心理的支援に必要な傾聴力、応答・表現力を身につける。
心理的支援に必要な基本的な能力をさまざまな現場で活かすことができる。

授業のながれ
オリエンテーション(授業の目的・進め方の説明)・自己紹介等
2クラスのうちAは面接体験@、もう一方Bは身体表現体験@(サイコドラマ)を通した実習
2クラスのうちのAは身体表現体験@(サイコドラマ)、Bは身体表現体験A(描画)を通した実習
2クラスのうちのAは身体表現体験A(描画)、Bは表現体験@(コラージュ)を通した実習
2クラスのうちのAは表現体験@(スクイグル)、Bは面接体験@を通した実習
2クラスのうちのAは面接体験A、Bは表現体験A(コラージュ)を通した実習
2クラスのうちのAは表現体験A(風景構成法)、Bは面接体験Aを通した実習
2クラスのうちのAは面接体験B、Bは表現体験B(スクイグル)を通した実習
2クラスのうちAは表現体験B(コラージュ)、Bは面接体験Bを通した実習
2クラスのうちのAは面接体験C、Bは表現体験C(風景構成法)を通した実習
2クラスのうちのAは表現体験C(コラージュ)、Bは面接体験Cを通した実習
ABともに面接体験Dを通した実習
ふりかえりとまとめ
視聴覚教材を通した実習@
視聴覚教材を通した実習A

準備学習の内容・学ぶ上での注意
体験した技法については、事前・事後学習により理解を深めておくこと。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

60%


40%
毎回のミニレポート、ふりかえりレポート、学習準備・態度等の状況を加味して評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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