科目名 | 家族心理臨床論 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 後期開講 | 山田 麻紗子 |
テーマ |
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戦後70年の間に機能・形態ともに大きく変化した家族の実際とそれを取り巻く危機や課題、支援について学ぶ。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 家族の発達段階論と課題・成長 家族の多様性 家族療法の技法と実践 <内容の要約> 社会の影響を受けて家族のありかたは時代とともに変化する。一方で、人は昔から家族を基盤とし、さまざまな関係や繋がりを身に付けて生きている。戦後僅かな間に変化した家族は多様化している。家族について考え、家族をとりまく課題や心の危機について家族発達段階論、家族心理臨床の理論、家族療法の技法と実践等を学び理解を深める。 <学習目標> 家族発達段階論、家族心理臨床の基礎理論を学び、家族機能、抱える課題や家族の発達を多面的に理解することができる。 現在家族の特徴と多様性を学び、柔軟な視点で家族の現状を理解することができる。 家族療法の理論と技法・その実践を学び、支援に役立てることができる。 |
授業のながれ |
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家族心理臨床学への招待 現代家族の特徴と多様性等 生涯発達から見た家族危機と成熟(1) 生涯発達から見た家族危機と成熟(2) 愛着と世代間伝達−ラター論文から 家族を巡る諸問題(1)虐待、非行など 家族を巡る諸問題(2)不登校、引きこもりなど 家族心理臨床の理論 家族療法の技法と実践(1) 家族療法の技法と実践(2) 課題レポート 親の離婚と子どもたち 家族支援の現場からの報告(仮題) 家族の未来と可能性 全体のまとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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家族は誰にとっても身近なものなので、まず、@自分の育った家族について振り返っておくこと、A日常的に社会のできごとに関心を持って新聞やニュースなどを読むことなどをとおして、授業での学習だけでなく幅広く学ぶ姿勢を持って受講して欲しい。 授業中の私語は、周囲に迷惑なので厳禁する。また、授業中注意をしてもやめない場合は外に出てもらうこともある。 |
本科目の関連科目 |
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精神医学、発達心理臨床論、コミュニティ心理学 |
成績評価の方法 |
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定期試験、課題レポート、授業への参加姿勢などから総合的に評価する。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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