科目名 | 計量経済学 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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4 | 2 | 後期開講 | 遠藤 秀紀 |
テーマ |
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経済活動をデータで捉える方法を学ぶ |
科目のねらい |
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<キーワード> 記述統計 推測統計 回帰分析 経済統計の収集と加工 <内容の要約> 経済学(あるいはほかの分野)では「所得が増加すれば、消費も増加する」など、明確な理論が提示されます。では、(所得と消費の関係であれば)所得が1円増加すると、消費は何円増加するのでしょうか?消費税増税など、消費に影響しそうな他の要因を考慮すると、所得の影響はどうなるのでしょうか?そもそも、所得の増減は消費に影響するのでしょうか? 経済データを統計学的に処理することで、理論だけでは答えられない現実社会の実状を検証するのが計量経済学です。 この講義では、計量経済学の分析方法の基礎を学び、経済データの分析に適用できるようになることを目指します。 <学習目標> 経済統計を収集・加工し、図表などで特徴を表現できる 経済現象の把握に記述統計を活用できる 経済理論などから導かれる仮説を、データを用いて検証することができる |
授業のながれ |
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第1講-1 ガイダンス(経済統計とは) 第1講-2 経済データの種類と使用法 第1講-3【PC】経済データの加工 第2講-1 経済全体の動向を把握するための統計(経済成長の指標) 第2講-2 経済全体の動向を把握するための統計(景気動向の把握) 第2講-3【オンデマンド1】統計の収集と加工(第2講) 第3講-1 家計の経済活動に関する統計(家計の支出状況) 第3講-2 家計の経済活動に関する統計(売り手からみた消費動向、消費者心理) 第3講-3【オンデマンド2】統計の収集と加工(第3講) 第4講-1 雇用・賃金に関する統計 第4講-2 物価・為替に関する統計 第4講-3【オンデマンド3】統計の収集と加工(第4講) 第5講-1【PC】記述統計の基礎(分布の表示方法、格差の尺度) 第5講-2【PC】記述統計の基礎(分布の特性値、2種類のデータの関連) 第6講-1 確率の基礎(標本と母集団) 第6講-2 確率の基礎(点推定、区間推定) 第6講-3 確率の基礎(仮説検定) 第7講-1【PC】単純回帰分析(分析方法) 第7講-2【PC】単純回帰分析(残差と決定係数) 第7講-3【PC】単純回帰分析(推定値の仮説検定) 第7講-4【オンデマンド4】単純回帰分析(消費関数の推定) 第8講-1【PC】非線形回帰分析(分析方法) 第8講-2【PC】多変量回帰分析(分析方法) 第9講-1【PC】ダミー変数を用いた回帰分析(ダミー変数とは) 第9講-2【PC】ダミー変数を用いた回帰分析(時系列データとクロスセクションデータへの適用) 第9講-3【PC】ダミー変数を用いた回帰分析(プーリングデータとパネルデータ) 第9講-4【オンデマンド5】ダミー変数を用いた回帰分析 第10講-1 誤差講に関する問題(分散不均一と系列相関) 第10講-2 誤差講に関する問題(説明変数と誤差項の相関) 第11講 まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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【注意1】授業でパソコンを使用します。各自、ノートパソコンを準備してください。 ・授業の流れのうち、【PC】と書かれた部分ではパソコンを使用して演習を行います。 ・パソコンには、表計算ソフト(Microsoft Excel)をインストールしておいてください。 ・演習は、直前までの講義内容を踏まえた内容になります。講義の復習とデータ分析の基礎を予習して臨みましょう。 【注意2】オンデマンド講義では、課題が出題されます。 ・授業の流れのうち、【オンデマンド】と書かれた回はオンデマンド講義となります。講義室での授業はありません。 ・オンデマンド講義では、いくつかの経済統計を例に「統計の収集と基本的な図表の作成方法」を解説します。課題は、オンデマンド講義の中で提示されますので、各自、パソコンを使用して課題を作成してください。 ・オンデマンド授業の配信期間、課題の提出期間は限られています。期間を過ぎての受講や課題提出は認めませんので、注意してください。 ・課題は、パソコンの表計算ソフト(Microsoft Excel)で作成することが求められます。表計算ソフトの操作に関する知識を受講前に取得してください。 【注意3】講義中は、私語・携帯電話の使用など、周囲に対して迷惑と考えられる行為は禁止します。 |
本科目の関連科目 |
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「経済学」(講義で説明されるマクロ経済学・ミクロ経済学の知識が必要) 「情報処理演習」(表計算ソフトの操作に関する知識が必要) 「統計学」・「社会調査法」(本講義と関連する内容が含まれています) |
成績評価の方法 |
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オンデマンド形式での授業後に出題される課題(5回出題・50点)と期末レポート(50点)の合計点で評価します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する □レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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