科目名 福祉社会

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 上田 和宏

テーマ
経済の視点から私たちが多様な福祉の担い手からなる福祉社会で生きていることを知る

科目のねらい
<キーワード>
出生率低下と高齢社会  格差と貧困
社会保険制度  社会福祉制度

<内容の要約>
経済活動とは私たちの生活に必要なモノやサービスを生産し成果を分配、消費する行為、 あるいは金銭のやり取りである。経済活動を通して、どうすれば幸福に暮らせるかを考えるのが経済学である。この講義では、経済学部の教員が中心となり,リレー方式で講義を行い,私たちの日常生活を通して福祉と経済・経済学のつながりを紹介し、多様な福祉の担い手から構成される望ましい福祉社会について考くこととする。 本講義はまた、今後、専門科目の序論・導入部分として今後の履修につながるものであり、社会を捉える視点を培う土台作りとなるものである。



<学習目標>
日本社会の変化とふくしの関わりについて理解できる。
福祉と経済学のつながりが理解できる。
社会福祉制度や社会保障制度の概要について理解できる。
経済学の視点からのふくしの課題について考察することができる。

授業のながれ
ガイダンス
少子・高齢社会の到来と国民経済
将来の人口と生活の変化
産業・人口構造の変化と福祉社会
フリーターとニート
高齢社会における財政構造と財政赤字
経済のグローバル化と格差の拡大
生活保護と貧困問題
年金制度
公共政策
福祉社会と消費問題
少子高齢化における地域経済
福祉社会における環境問題
文化的生活と企業文化
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
@リレー講義(第3回から)なので,担当者の事情により順序が変わることがある.初回授業で詳しいことを伝えるので必ず出席すること.
Aテキストの予習箇所を指定するので、予め読んでおくこと。
B講義で話される多くの事柄は、現代の日本や世界で起きていることに関わる。したがってそれらを知っておくことが授業を受ける前提条件であるので、新聞やテレビのニュースを絶えず見ておくこと。

本科目の関連科目
本科目は、経済学部のほとんどの科目の基礎となる科目である。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
60%

0%
40%

講義期間中に課題提出を数回求める.出席及び受講態度は講義中に配る質問カード,コメントペーパーで確認する.代筆などの不正行為に関わった学生はすべて単位をD(不可}とする.また、出席回数が規定(2/3以上)に達していない者は、自動的にK(棄権〉とする.

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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