科目名 看護技術演習V

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 2 前期開講 新美 綾子、渡邉 亜紀子、水越 秋峰、宮腰 由紀子

テーマ
対象者の健康を促進するために必要な診療の補助に関する援助秘術を学習し、学習を通して援助者に求められる能力を知り、対象者の心理的側面を学びます。

科目のねらい
<キーワード>
感染予防に関する技術  薬物療法時の援助技術
検査の援助技術  酸素療法の援助技術

<内容の要約>
対象者に対する診療過程に伴う診療援助に関する技術の原理および原則を学び、安全・安楽に実施できる基礎的能力を習得する。具体的には、感染予防に関する援助技術、薬物療法時の援助技術、検査時の援助技術、酸素療法の援助技術等について学習する。事前学習、講義で必要な知識を習得した後、学生同士あるいは教育用モデルを用いて技術演習を行う。演習はグループワーク、自己練習の体制をとる。技術演習で援助を受ける対象者の役割体験を通じ、診療援助技術をうける対象者の心理的側面についても学習する。

<学習目標>
看護における診療補助技術の位置づけと看護師の役割を理解できる。
診療補助技術を安全・安楽に実施するために必要な留意事項を理解し、確実に実施できる。
診療補助技術を実施する際に必要な、看護職としての態度を考えることができる。

授業のながれ
診療補助技術に関する技術と看護師の役割、滅菌と消毒、包帯法 (講義)
感染予防:滅菌物の取り扱い、包帯法 (演習)
薬物療法:薬物の管理と法、薬物療法の適用方法と特徴 (講義)
薬物療法:薬物の管理と法、薬物療法の適用方法と特徴 (講義)
薬物療法:筋肉注射、皮下注射 (演習) 
薬物療法:筋肉注射、皮下注射 (演習) 
酸素療法、吸引、吸入 (講義)
酸素吸入療法、一時的吸引(口鼻腔・気管内) (演習)
薬物療法:学生同士の皮下注射(演習)
薬物療法:静脈内注射、持続的静脈内注射 (演習)
薬物療法:静脈内注射、持続的静脈内注射 (演習) 
検査時の援助:教育用モデルを用いた静脈血採血(演習)
検査時の援助:教育用モデルを用いた静脈血採血(演習)
検査時の援助:検体検査・生体検査の種類・目的・方法・留意点・援助方法(講義)
検査時の援助:学生同士の静脈血採血(演習)















準備学習の内容・学ぶ上での注意
講義前にはテキストの該当箇所を読み、何を学習するのか事前学習を行うことが必須です。わからない専門用語は調べる習慣をつけましょう。講義は内容を聞くだけにとどまらず、説明内容を理解しながら参加するよう心がけて下さい。演習は、主体的に取り組み、グループ内でお互いに評価をしながら進めていくことが大切です。演習時間内に、学習した技術を習得することは困難です。演習後は自己の振り返りを行い、自己練習に取り組んで下さい。学生の練習のために看護実習室を開放する日時は随時発表しますので、スケジュール調整を適切に行って練習時間を確保して練習しましょう。また、授業に欠席すると技術習得のために重要な学習体験ができないことになりますので、自己の健康管理に十分配慮し、欠席しないようにしましょう。

本科目の関連科目
人間の携帯と機能T・U、生化学、微生物学、薬理学、看護学概論、人間関係論、看護技術演習T・看護技術演習U

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
20%
0%
0%
60%
20%
知識に対する評価と技術に対する評価いずれも合格点をとっていることを単位認定の条件とします。知識に対する合格点は、定期試験、課題、小テスト、レポートなどを別途の割合で集計し、100点満点のうち60点以上の得点を有していることです。技術に対する評価は技術試験に合格していることです。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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