保健医療福祉論特講

科目名	保健医療福祉論特講

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	1	後期開講	寺澤　法弘

テーマ

生活をどう捉え、どう実践するか－保健医療福祉の現場から－

科目のねらい

＜キーワード＞
生活　　実践
専門性　　進路・就職

＜内容の要約＞
本講義の趣旨は保健医療福祉のいろいろな現場から講師をお招きして経験や考えを伺い、語る人と聞く人々の真剣な出会いを実現することを目指している。今年度はそれぞれの実践者が対象となる人々の生活をどのように理解し、またそこに現れている問題にどのように取り組んでおられるのか具体的に話して頂き、受講者との意見交換・質疑応答を行なう。なお、進路・就職を考える視点から、学習支援・キャリア開発課によるガイダンスも行う。

＜学習目標＞
１　保健医療福祉の理念や社会背景を理解して、社会における生活問題を説明できる。
２　保健医療福祉の課題をめぐる実践方法を学び理解できる。
３　進路・就職について現場の状況を念頭において、職業人に必要な知識を身に着けることができる。

授業のながれ

オリエンテーション　生活をどうとらえるか
進路・就職に関しての状況と対策（学習支援・キャリア開発課）
NPO法人における権利擁護におけるSWの実践
高齢者の生活と地域包括支援センターの活動
身体障害者の生活支援の実践
精神障害者の生活と精神保健福祉の実践（精神科病院ＰＳＷ）
医療機関におけるＭＳＷの実践と課題（療養型病院ＭＳＷ）
老人保健施設利用者の生活とケアワーク
地域における社協が果たす役割と地域住民を巻き込んだ実践（社協職員）
介護老人保健施設におけるＭＳＷの実践と課題
医療機関におけるＭＳＷの実践と課題１（救急病院ＭＳＷ）
精神障害者Ｂ型事業所所利用者の生活と実践（Ｂ型事業所ＰＳＷ）
児童に対する精神保健福祉士の実践　精神科病院児童デイケアの取組から
医療機関におけるＭＳＷの実践と課題（救急病院ＭＳＷ）
まとめ　保健医療福祉の現場実践から学ぶこと　小テスト実施

準備学習の内容・学ぶ上での注意

１　総合基礎科目を学んできたこと、自分が経験したこと、あるいはいくつもの専門科目を履修する中で得たことをふりかえりつつ各講師の話を聞いてほしい。　２　変革の時にあたって現場ではどんな課題が発生しているか具体的に捉えて、その切り拓き方も学んでほしい。　３　講師の都合で日程を変更することがある。その際は授業において事前に知らせるので注意してほしい。それぞれの講師が用意するレジュメを使用する。

本科目の関連科目

総合基礎科目、保健医療福祉関連専門科目など

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

30％
0％
0％
40％
30％

小テスト（30％）、レポート（40%）、その他（30％）

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）