科目名 臨床面接法演習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 4 前期開講 吉野 真紀

テーマ
臨床心理学の実践活動の中心である臨床面接の方法および面接の中で生じる体験について、実際に体験しながら学習し理解を深める。

科目のねらい
<キーワード>
臨床面接法  自己理解
ロールプレイ体験  セラピスト―クライエント関係

<内容の要約>
心理検査と並んで臨床心理学の実践活動の中心をなす臨床面接について実習をまじえて学習する。具体的には、小グループを組んで面接のロールプレイを実施し、実習時間外にも自ら協力者を求めて面接を依頼し実施する。それぞれの内容について、検討、発表、レポート作成等を行う。

<学習目標>
臨床心理学的援助における面接の意義や基礎的な面接技法について理解し説明できる。
セラピストととしての基礎的訓練のための自己理解に努める。
面接のロールプレイおよびその分析を通じて、面接の効果やセラピスト―クライエント関係について体験的に学び、実践に役立てることができる。

授業のながれ
導入 演習の進め方について
自己理解のためのワーク@ 話を聞く
自己理解のためのワークA 呼吸について
臨床面接の実際
カウンセリング技法を用いた面接練習@
カウンセリング技法を用いた面接練習A
ロールプレイ体験@
ロールプレイ体験A
逐語記録を用いたロールプレイの分析
セラピスト―クライエント関係についての理解
その他の面接技法の実習@
その他の面接技法の実習A
ロールプレイ体験の発表と振り返り@
ロールプレイ体験の発表と振り返りA
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
グループで課題を進めるため、原則として全ての日程に出席することが求められる。実習時間外に自ら協力者を求めて課題を実施し、その結果をまとめる必要がある。原則として、臨床心理学関係科目の8割程度履修していることが望ましい。また、演習を通じて自己内省の機会が多いため、心理的・情緒的に不安定な場合はむやみに履修をしないこと。(相談者がいる場合は、本演習の履修について相談し、了解を得たうえで受講すること。)

本科目の関連科目
心理学関連の科目全て。とりわけ、臨床心理学、心理療法論、カウンセリング論、精神医学など。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
40%
20%
0%
0%
40%
各課題についてそれぞれレポートを提出する。詳しくはオリエンテーションにて説明する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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