| 科目名 | 家庭科指導法 |
|---|
| 単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
|---|---|---|---|
| 2 | 3 | 前期開講 | 花房 美砂子 |
| テーマ |
|---|
| 家庭生活から出発し、家庭生活に戻っていく家庭科教育の特色を踏まえ、２年時の「家庭科研究」で学んだ衣食住の知識・技能をより深める。そして、小学校における授業実践に必要な学習指導案の書き方を知り、模擬授業を通して家庭科の指導方法を学ぶ。 |
| 科目のねらい |
|---|
|
＜キーワード＞ 家庭科の目標を達成し、児童の興味・関心を考慮した指導案の作成 一人一人の児童を大切にした授業の構築 ＜内容の要約＞ 授業づくりをする上で必要となる年間指導計画作成の手順を理解し、実際に作成してみる。また、評価の意義と目的を理解し、指導と評価の在り方について考える。家庭科の４つの指導内容から、「Ｂ 日常の食事と調理の基礎」の（３）、および「Ｃ 快適な衣服と住まい」の（３）の内容を押さえた実習を行うことにより、実習指導における指導のポイントをつかむ。家庭科の目標、内容、指導方法、評価等についての理解を深め、指導案作成に向けての手順と配慮事項をもとに、ねらいを明確にした指導案作成を行う。そして、一人一人の児童を大切にした指導方法を工夫し、模擬授業を行う。授業改善のための授業分析と授業研究を行い、授業力向上に向けて努力する教員としての能力を養う。 ＜学習目標＞ 衣領域・食領域の基礎的知識・技能を身につけることができる。 学習効果を上げる工夫をした学習指導案を作成し、模擬授業を行うことができる。 模擬授業の授業検討会を通して、指導における工夫・改善点などについての自分なりの意見をもつことができる。 |
| 授業のながれ |
|---|
|
オリエンテーション： 授業の進め方を知る。 家庭科の目標と４つの指導内容について確認する。 家庭科の年間指導計画作成における配慮事項について確認し、グループで作成する。 個を大切にした家庭科の授業の工夫と評価の在り方について考える。 児童の実態を踏まえた被服教材の検討と実習計画の立案を行う。 衣の基礎的・基本的技能の習得① （生活に役立つ物づくりの指導と実習） 布を用いた作品の製作を行う。 衣の基礎的・基本的技能の習得 ② （生活に役立つ小物づくりの指導と実習） 布を用いた作品の製作を行う。 単元構成と指導案の作成方法を知る。児童の実態の把握、教材のねらいと分析の仕方、学習過程の構想、本時の流れ 等 学習指導案作成① 指導案を作成する授業の研究（単元の指導を通してねらうこと、授業を通して育成したい力 等） 学習指導案作成 ② 指導案と授業に必要な学習プリント、教具の作成 調理の基礎と技能の習得 模擬授業と授業観察・授業研究・討議１ 代表者による模擬授業を行い、授業についての改善案を討議する。 模擬授業と授業観察・授業研究・討議２ 代表者による模擬授業を行い、授業についての改善案を討議する。 模擬授業と授業観察・授業研究・討議３ 代表者による模擬授業を行い、授業についての改善案を討議する。 模擬授業と授業観察・授業研究・討議４ 代表者による模擬授業を行い、授業についての改善案を討議する。 まとめ |
| 準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
|---|
| 青少年問題、学校教育、家庭生活、社会生活、社会の情勢等に関心をもち、日頃より新聞などの記事をよく読むなどして、情報収集に努めておく。毎時間配布する資料をきちんとファイリングし復習をしておく。模擬授業は指導案を事前に配布するので、必ず目を通し、課題意識をもって当日の授業に参加する。被服製作については布等の材料、用具の準備を確実に行い、作品を最後まで仕上げ、提出期日を守ること。 |
| 本科目の関連科目 |
|---|
| 成績評価の方法 |
|---|
|
その他の評価内容は、被服領域で作製する実習作品、各自が作成する学習指導案を評価対象とする。 |
| テキスト |
|---|
| ■テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 （最初の授業で指示する） |
＜著者＞文部 ＜テキスト名＞小学校学習指導要領解説家庭編 ＜出版社＞東洋館出版社 ＜テキスト名＞小学校家庭科教科書 ＜出版社＞こだわらない |
| (C) Copyright 2016 Nihon Fukushi University. all rights reserved. |
| 本ホームページからの転載を禁じます。 |
|
|