科目名 | 地理学概論A(地誌を含む) |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 1 | 後期開講 | 雨森 直也 |
テーマ |
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自然地理学を主体とした系統地理、自然と人々のかかわりについて論ずる。また、地誌として中国の諸問題を理解する。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 自然環境 人々と環境 中国地誌 <内容の要約> 本講義は自然地理および地誌として中国について学ぶ。自然地理は生物学や地質学とも隣接し、理系的な側面を持ち合わせており、学生の積極的な授業への関心は重要である。他方、地誌については中国を取り上げ、中国が抱える諸問題について議論をする。 <学習目標> 1.自然地理学がおおよそどのような学問か説明できる。 2.多様な生活環境をもつ民族について理解できる。 3.地理学が課題とする諸問題を中等教育の教員として学生に教えることができる。 4.中国の諸問題について、自ら問題意識を持つことができる。 |
授業のながれ |
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1.イントロダクションおよび身近な自然環境―東海三県を例として― 2.身近な自然と地理 3.地形・土壌からみる自然環境 4.水からみる自然環境 5.気候と自然環境(1) 6.気候と自然環境(2) 7.人類の営みと自然環境(1)―カリブ・農民社会の生活と環境― 8.人類の営みと自然環境(2)―アフリカ・ヌエルの生活と環境― 9.人類の営みと自然環境(3)―チベットの生活と環境― 10.中国地誌(1)―中国大陸と開拓の歴史― 11.中国地誌(2)―イネの起源論争とルーツ、DNA、政治― 12.中国地誌(3) ―中国社会にはびこる潜規則― 13.中国地誌(4)―工業化と環境問題― 14.中国地誌(5)―多民族国家中国― 15.まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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地理学はいわゆる高校までの地理とは異なる。また、本講義は中学校教員免許取得にも対応しており、レベルはやや高いものとなっている。そのため授業のながれに見られるキーワードについて、相応の知識が必要である。テキストは特に指定はしないが、日頃から書籍などを通じて学習しておくことを勧める。 ※講義の進捗状況等によって、内容を変更することがある。 |
本科目の関連科目 |
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成績評価の方法 |
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定期試験(50%)、講義時に配布する考察コメント(毎講義ごとに0〜2点で採点)(30%)およびフィールドワークをもとにした自然景観に関するレポート(20%)によって成績を評価する。自然景観に関するレポートは講義時に説明する。一部の講義はフィールドワークをもとにしたレポートに振り替える場合もある。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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