科目名 | 教育原理B |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 前期開講 | 藤井 啓之 |
テーマ |
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人間にとって教育とは何かを踏まえた上で、現在の教育の思想や制度がどのように変化・発展してきたのか、そして現在の教育制度や教育実践がどのような考え方を基盤に成立しているのかを知り、現代の教育の様々な問題を改善していくための視点を獲得する。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 遺伝と環境と教育 子ども観 教育制度・教育法規 教育的価値 資格化・社会化・主体化 <内容の要約> 教育学について考えるうえで必要となる哲学人間は、多くの動物とは異なり、教育なしには人間になれない。なぜ人間にとって教育が重要なのかを理解する。その上で、歴史上の主要な教育思想家・実践家の思索・実践をたどりながら、教育がどのように発展してきたのかゆえに教育は人類の歴史とともに古い。人間を人間たらしめる教育の基本原理とは何か、 <学習目標> ヒトにとってなぜ教育が重要なのかを説明できる。 2人以上の歴史上の著名な教育思想家や教育実践家の思想や実践の特徴について説明できる。 教育に関する基本的な法律の概要と諸外国や日本の教育制度について説明できる。 教育の成否を計る三つの視点を理解し、それぞれの役割と関係について意見を述べることが出来る。 説明責任のための教育と応答責任のための教育の違いについて、具体例を挙げて説明できる。 |
授業のながれ |
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遺伝か環境か教育か―ヒトと動物の違い 子どもの権利と教育 子どもの発見と子ども観 教育における強制と自由 発達と教育の関係 学校の誕生 学校の発展 教育の制度と法律 現代の教育改革を考える 教育の目的とは何か エビデンスに基づいた教育の功罪 自由への教育 教育課程決定における民主主義 教育における排除と包摂 民主的主体形成と教育 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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*テキストに出てくる専門用語や人名については、その概略について調べられる範囲で調べること。 *テキストは難解なので分かるまで何度も読むこと。 *テキストで分からないところは質問すること。 |
本科目の関連科目 |
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成績評価の方法 |
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*毎回提出するコメントカードで、よい意見を書いた人にはボーナス点を加点する。 *レポートはテキストに則して「よい教育とはなにか」を論ずるもの *テストは前半の基礎的知識を問うもの |
テキスト |
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■テキストを使用する □レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>ガート・ビースタ <テキスト名>よい教育とはなにか―倫理・政治・民主主義 <出版社>白澤社 |
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