科目名 公民科教育法T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 西浦 芳郎

テーマ
グローバル社会をたくましく生き抜く知識、思考力を持つ公民的資質を育てる公民の授業の研究

科目のねらい
<キーワード>
グローバル社会  公民的資質
知識基盤社会

<内容の要約>
中学校社会科公民的分野の学習と指導方法を考える。公民的資質について考える。複雑な現代社会において逞しく生き抜いていける社会人の基本的、基礎的な知識や技能とはなにかを研究する。学習指導計画を立てて仮想指導案を書く。模擬授業を体験することを通じて公民学習を理解する。中学校公民教科書を分析し内容を理解する。教育実習で授業ができるように問題意識を持って教科書や資料を読む、学ぶ。生徒が興味や関心を持って取り組むことができるような授業と指導を考える。


<学習目標>
中学校社会科公民的分野の学習と指導方法を考える。
中学校公民教科書を分析し内容を理解する。
社会科改定の背景を理解し社会科公民の目標と内容のとりあいつかいについて学ぶ。

授業のながれ
公民科学習とは、公民学習が期待されていること、現代社会と現代社会を生きる人間の課題
公民教科書を読むー教科書の編集構成を知るー学習事項、必須知識ー学習の順序
現代社会の理解と学習方法ー現代の社会はどのような特色があるか、学習の方法とツール。社会の考え方、見方ー分析視角
憲法に基づく政治と政治参加ーわれわれの生活と政治の結びつきー社会は法に基づいて動いている
日本国憲法 憲法と人権 主権 基本的人権 平和主義
日本の政治のしくみ  国会 内閣 裁判所
消費と生産 家計・企業  労働 賃金 働く人の問題 
市場、 お金の働き  銀行  
税金 財政 政府と経済活動 地方自治  
社会保障のしくみ 高齢化社会 景気変動
国家と国家の間のルール 国際連合のはたらき
国際紛争の時代  民族 宗教 文化
地球と環境 持続する社会と開発
現代社会の課題
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
政治、経済、国際問題を取り扱う科目です。国際政治は21世紀にはいって新しい社会秩序を求める模索をしています。経済はますますグローバル化をしています。経済のグローバル化と政治の多極化による不安定は、大きな激動を引き起こしています。世界の政治、経済に関心を持ち、ふくすうのメディアを利用して情報や知識を増やして欲しい。政治、経済の概説書はもちろん、専門の分野の著書にも目を向けて欲しい。ニュース解説の普及本も目にしていただきたい。経済学を学ぶ学生諸君は経済的分野からの現代社会の分析や社会の解剖を積極的に行って欲しい。政治や経済の基本用語については、年鑑やアルマナックの類書に接していただけると良いのではないか。幅広い読書心がけていただけるとよいと思う。宗教についてもイスラム、キリスト教、仏教の基本的な知識が欲しい。

本科目の関連科目
社会諸科学に関連した学習が多いので専門書、一般概説書についての学びを期待します

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

20%

50%
30%
@学習指導案の作成 30 A教材研究のレポート 20 B読書レポート 20 C授業への参加(発言、報告等) 30

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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