科目名 | 地域研究プロジェクトT |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 前期開講 | 藤井 博之 |
テーマ |
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'地域包括ケア' における '多職種協働' はいかに構築されるか |
科目のねらい |
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<キーワード> 地域包括ケア 多職種協働 現場見学 チーム作り <内容の要約> 地域包括ケアでは '多職種協働' がうたわれ、SWの参画も期待されています。 現実の '協働' にはさまざまな力が働き、SWへの '期待' もその影響下にあり、現場によってさまざまな姿をとります。 プロジェクトTからVをとおして、全体を俯瞰して現実の '協働' にSWはどうコミットし,地域社会にどのように貢献できるのかを考え、現場のSWとの意見交換会を企画・実行していきます。 プロジェクトTでは、ある地域の複数の現場(医療機関、NPO、地域包括支援センターなど)を入り口に '協働' の実際を調査し、共通性と差異性、その要因、関わる人々(当事者、専門職、行政、市民)の役割を明らかにする作業の準備を行います。 具体的には、現場見学の目的の言語化、目標の設定、段取り、連絡調整、観察と記録のポイント、礼節や守るべき原則について学びます。 <学習目標> 地域ケアの現場、そこで多職種が協働する上での課題、SWに求められる役割を理解する。 メンバーがチームを作り、当事者や援助現場で働く人たち、自分たち自身を守りながら、現場を見学し、効果的な観察と振り返りを実行することができる。 地域ケアに関わる人々と意見交換会を企画・実施することができる。 |
授業のながれ |
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1 顔合わせ 2 (講義とグループワーク)地域ケアと多職種協働 3 (講義とグループワーク)地域ケア現場のリストアップ 4 (講義とグループワーク)現場見学の方法 5 現場見学その1 6 現場見学その1の振り返り 7 現場見学その2 8 現場見学その2の振り返り 9 現場見学その3 10 現場見学その3の振り返り 11 (講義とグループワーク)地域と事業所をどう観るか 12 (講義とグループワーク)協働をどう観るか 13 (講義とグループワーク)現場観察の方法を考えるその1 14 (講義とグループワーク)現場観察の方法を考えるその2 15 プロジェクトTのまとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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「課題解決型学習」に必要な主体的に関わる姿勢と、地域ケアへの興味をもっていることが必要です。 教員の援助のもとに、プロジェクトメンバーが段取りして複数の現場を見学することになります。正規の授業時間以外で打ち合わせや訪問などを行うことが予想されます。 SWの働く現場にアプローチする上でも、多忙な社会人と主体的に関わる上でも、格好の機会になると考えています。 |
本科目の関連科目 |
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「地域社会学」「社会福祉調査論」「ソーシャルワーク」「高齢者福祉論」「障害者福祉論」「地域福祉論」「医療福祉論」「地域保健学」「リハビリテーション医学」「保健医療サービス論」 |
成績評価の方法 |
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試験は行いません。 レポート、プロジェクトへの貢献状況を総合的に評価します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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