科目名 社会福祉特別講義

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 野口 定久

テーマ
地域福祉とは、これだ!−実践事例から考える 

科目のねらい
<キーワード>
地域福祉のフィールドワーク  地域福祉の実践知
地域福祉の経験知  地域福祉の魅力
地域福祉の実践事例

<内容の要約>
 この科目は、地域福祉コースの所属教員と地域福祉の実践家によるリレー講義である。地域福祉コースの教員と実践家が地域福祉のフールドワーク、実践知、経験知、実践事例研究、実践をテーマに、地域福祉の魅力を語る。地域にはそれぞれに魅力が数多くあるはずだが、東 京集中の経済社会のなかでは、そうした魅力が的確にクローズアップされない。知多半島は大都市からは距離があるなかで、独自の文化、地域社会を形成し、産業を発展させてきた。そうした街で実践家の方たちの話や教員の話を通じて地域の文化や歴史の魅力を語り合うこと により、地域福祉の実体をすることができるであろう。また、前半・中間・後半には、それぞれの実践家の語りを教員がその実践の位置づけについて語るというトークショーも企画している。全体を通して、地域福祉の魅力と実像と考え方を学んでほしい。


<学習目標>
地域福祉の実践の魅力を知ることができる。
地域福祉の実践事例から理論を学ぶことができる。
地域の文化や歴史を知ることにより、地域福祉の素養を学ぶことができる。

授業のながれ
オリエンテーション (コース所属専任教員)
図説 地域福祉の基礎 (野口定久)
実践事例から考える地域福祉 −−条件不利地域としての佐渡島を例に−(木戸利明)
地域福祉の歴史と思想−実践活動 (永岡正己)
地域で生活を支えるということ −むそうの実践を通して−(瀬佳奈子氏:むそう事務局長)
実践事例から考える地域福祉(仮題) (橋本恵一氏: NPO法人ささしま共生会事務局長) 
前半まとめ−地域福祉の制度と実践 ( 野口・原田正樹・山田壮志朗)
地域の場での精神障害者家族支援 (小島寛氏:半田市社会福祉協議会)
フィールドワーク(サービス・ラーニング実地訪問)
中間まとめ−地域福祉の社会学的考察(野口・後藤澄江)
子どもの貧困への学校・地域における支援(幸重忠孝氏:幸重社会福祉士事務所、滋賀県教育委員会スクールソーシャルワーカー)
文学のたのしみ――地域は読める?(岡崎 浩)
福祉教育と質的研究(KJ法) (岡多枝子)
後半まとめ−地域福祉の教育と文化 (野口・野尻紀恵)  
まとめ(野口)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
 この科目は、基礎演習の授業と関連しながら進めていきます。この科目を通じて感じた疑問や発見を、基礎演習でさらに深めてください。
 また、授業中に講義に関連する文献を紹介しますので、できるだけ多くの本を読んでください。

本科目の関連科目
 地域福祉論T・U、基礎演習、ソーシャルワークW

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

50%


50%
 成績評価は、授業への参加状況(出席状況・授業態度)とレポートを総合して行います。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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