科目名 | 精神医学T |
---|
単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
---|---|---|---|
2 | 3 | 前期開講 | 牧 真吉 |
テーマ |
---|
精神の病とはどのようなものであるのか大まかに理解することを目標とする |
科目のねらい |
---|
<キーワード> こころ 育つ 葛藤 睡眠 原因 <内容の要約> 精神の病とは、人間であること、すなわち文化を持つことによって始まっていることが大きい。ただし考えることによるマイナスの面だけではなく、自分を省みて無理のない生活を送らせようとする生き物としての試みであるという観点を持つことが病気へのつき合い方を変えていく。 <学習目標> こころとは正常と異常とに2分することはできなくて連続する実態であることが理解できる。 育ちの中で多くのことが獲得されていくが、そのうまく育っていないところが弱点となることが理解できる。 対応法を考えることができるような理解を試みる癖をつけることができる。 人とつながることができることが回復への助けとなることを知る 診断の意味が大まかに理解できるようになる |
授業のながれ |
---|
精神の病とはこころや脳とどのように関わるのか 自分で困る事態と周りが困る事態(神経症と精神病) こころの育ち(つながることの重要性) 自閉症スペクトラム 情報の選択 多動や学習障害 性格とは体験したことを自己に取り込む中でできてきたこと 不安によって起きること 生きていくために守られる(防衛機制) 疾患分類(原因がわからないため症状だけで分類することにした) PTSDとその類縁(原因を考えた分類) 摂食障害 食べることを受け入れるために必要な育ち 睡眠 回復をもたらすもの 外来、入院、そしてアウトリーチ 精神科における人権擁護 チーム医療 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
---|
発達について理解した上でバラツキとしての理解をしていく。障害と訳されてしまったdisorderの概念に近いものであり、こうしたことを理解するために推薦図書をあげてあり、活用すること。 |
本科目の関連科目 |
---|
発達心理学、精神保健学 |
成績評価の方法 |
---|
|
暗記すること以上に理解に重点を置いた評価をする。授業の中でレミにレポートとレポート試験を行う |
テキスト |
---|
□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
(C) Copyright 2015 Nihon Fukushi University. all rights reserved. |
本ホームページからの転載を禁じます。 |
![]() |