科目名 | コーチング論 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 後期開講 | 鈴木 佳代子 |
テーマ |
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近年、ビジネス・医療・教育など様々な分野で人材育成の手法として取り入れられているコーチングについて学び、他者や周囲との関わりの中で主体的に生き、未来を自分で拓くための視点を身につけます。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 可能性を最大限に発揮することを目指す 行動を起こさせる クライアントとコーチとの提携関係である <内容の要約> コーチングは自他の能力や可能性を引き出す人材育成の手法であり、クライアントとコーチとの間で交わされる「目的を持った対話」です。コーチングの技術は新しく開発された物ではなく、周りの人の能力を引き出すことに優れた人のコミュニケーションを観察し体系的にまとめたものです。15回の授業では考え方と技術(スキル)を実践的に学び、自分の未来と今を考えてもらいます。具体的には第一回から毎回コーチングセッションを行います。クライアント・コーチ両方の立場から、コーチングとは何か?や目標を持ち行動することの意義、自分理解、他者理解、クライアントへの支援の仕方などの感覚が少しずつ身について行くでしょう。 <学習目標> 「コーチングとは何か?」を理解し、「なぜ学ぶのか?」について自分なりの考えを表現出来る 【DP@C】 自分と相手の違いを認めることの大切さがわかり、信頼関係を築くために何をすれば良いか知っている 【DP@AC】 自分の価値や強みについて知り、それに沿った目標を立てることの意義を理解出来る 【DP@C】 コーチングスキルを実践し、相手の能力や可能性を引き出す関わるために何をするのかを言語化できる 【DP@AC】 大学生活(あるいはその先)のゴールを設定し、そのために今何を大切にし、どう行動するのかを言語化し、実行できる 【DP@C】 |
授業のながれ |
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コーチングとは何か〜歴史・構造と15回の全体像 信頼関係を築くスキル〜聴く・認める・合わせる 自分を知る1〜データベース作り 自分を知る2〜タイプ分け 相手を知る〜受講者同士の対話・ディスカッション 考えさせるスキル〜問いかけとコーチングフロー セッション大会1〜受講者によるデモセッションと解説 自分は誰でどこへ向かいたいのだろう?1〜感じている期待と不安 自分は誰でどこへ向かいたいのだろう?2 〜枠を広げて考える 他者からの視点でさらに前進する〜360度フィードバックの準備と実践 他者からの視点でさらに前進する〜360度フィードバックの実践のふりかえり ビジョンメイキング1〜望む未来を大きくデザインするための材料を集める ビジョンメイキング2〜望む未来を語る 目標設定と行動〜今日から取り組むサイズに具体化する ふりかえり〜コーチング論で学んだこと・生かし方に関するレポート作成 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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毎回2人一組、あるいは3人一組でコーチングセッションを行いその経験から学んでいきます。また15回の積み重ねから全体像が掴めるので、休まず出席すること、積極的に参加することが何より大切です。体調不良などでやむを得ず欠席した場合は、クラスメートに内容を聞く・教えてもらうなどのフォローアップを自らしてください。主体的な参加姿勢を期待します。 |
本科目の関連科目 |
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成績評価の方法 |
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頭で理解すること、実際にやってみることの両面からコーチングについての理解を深めてもらいます。実践しふりかえることを積み重ねていく授業です。実践への取り組みと振り返り(小レポート)内容を合わせて評価します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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