科目名 | 生活科指導法 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 沢田 好江 |
テーマ |
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※ |
科目のねらい |
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<キーワード> 子ども達の生活現実 自然認識の基礎を養う 社会認識の基礎を養う 人間認識の基礎を養う 学び合い <内容の要約> 現在、学校教育の中で行われている生活科の授業のかかえる課題や問題点を、現行指導要領と共に検討し、教科として生活科が成立する可能性や条件、指導方法、留意点等を模索する。生活科が真に子ども達の生活に根ざした意味ある学びとなるためには、生活科が子ども達の自然認識、社会認識、人間認識の発達とともにあるべきであり、それらの認識のうえに、生活をつくりかえる力や自立へ向かおうとする力を培うことができるものである。そういった生活科の授業実践とはどのようなものであるのか、共同の学びの中で読み解き合う。 <学習目標> 子どもの発達と生活を社会との関係で多面的に捉えることができ、生活科という教科が果たす役割について理解することができる。 生活科という教科の本来あるべき教科内容とその指導方法にかかわる知識と技能を身につけることができる。 生活科の目標・内容・方法に関する理論を、実際の教育実践と結びつけて捉えることができる。 生活科にかかわる歴史、現状、課題、本来のあるべき姿、その教科としての可能性等諸理論を実際の教育指導の中で展開することができる。 |
授業のながれ |
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ガイダンス 学生達が受けてきた生活科についてふりかえり、現代の学校教育で行われている生活科の授業についての課題をさぐる。 現行学習指導要領を読み合い、その主旨と生活科のかかえる課題を検討する。 現行学習指導要領を解説書と共に読み合い、生活科が子ども達の生活現実とコミットし、自然認識、社会認識、人間認識を培う教科として機能するにはどのような授業構想をもつべきか検討する。 生活科が果たす役割、本来どういった教科であるべきか、生活科のもつ教科としての可能性をさぐる。生活科の性格、目標、目標達成のための方策・留意点・具体的な学習活動について学ぶ。 実際の指導実践を読み、分析する。小学校1・2年生の実践「わたしのかぞく」「町たんけんから紙芝居づくりへ。」を読み解く。 実際の指導実践を読み、分析する。小学1・2年生の実践「たねってなあに」「山田さんに聞きました」「きせつをみつけよう」を読み解く。 実際の指導実践を読み、分析する。小学校2年生の実践「ひろがれ わたし」で、性と生、自己肯定感について、読み解く。 実際の指導実践を読み、分析する。小学2年生の実践「どうするどうする ほうしゃせん」を読み解く。 実際の指導実践を読み、分析する。小学2年生の実践「ちさんちしょうってなあに。でんとうやさい真菜を知ろう。」を読み解く。 実際の指導実践を読み、分析する。小学2年生の実践「ちさんちしょうってなあに。でんとうやさい真菜を知ろう。」を読み解く。 実際の指導実践を読み、分析する。小学校2年生の実践「町たんけんの実践を通して 神社・商店街・豆腐」を読み解く。 実際の指導実践を読み、分析する。小学校2年生の実践「町たんけんの実践を通して 神社・商店街・豆腐」を読み解く。 ワークショップ 「店屋の1日」のDVDからどのような授業構想が立てられるか、討論し合う。 ワークショップ 「店屋の1日」のDVDからどのような授業構想が立てられるか、授業の指導過程を作成し合う。 まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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実践記録をなるべく多く、紹介します。授業には集中してください。 |
本科目の関連科目 |
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生活科研究 |
成績評価の方法 |
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生活科のかかえる課題が理解できたか。生活科を通して子ども達に何を学ばせることが可能か。あるいは学ばせるべきかが理解できたか。生活科の授業において大切にすべきことは何かが理解できたか。レポート等で評価します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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