保育の歴史

科目名	保育の歴史

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	4	後期開講	今井　美都子

テーマ

保育とは人間が人間を育てる重要な営みである。保育のあり方は社会の需要によって変化していく。今、その保育の在り方が問われている。過去をふりかえり（幼稚園・保育所・保育士の歴史）、世界各国の保育と比較しながら、保育という営みの偉大さを見つめなおし、日本社会の未来を思考する。

科目のねらい

＜キーワード＞
保育とは何か、なぜ今、保育を問うのか。　　幼稚園・保育所の歴史を知ることで、現状を把握する。
乳幼児期保育の現状を歴史の中から見直し、当事者（子ども）視点の保育像を模索する。

＜内容の要約＞
保育の現状を提示し、ありうべき保育像を模索するための手立てとして、明治以降の保育の歴史を学ぶ。さらに、深く思考するために、世界の保育事情と比較しを学ぶ。

＜学習目標＞
保育理念を把握することができる。
保育制度の歴史と現状を把握し、課題を見つけ出すことができる。
世界各国の保育事情と歴史を知り、日本の保育の未来への視点をもつことができる。

授業のながれ

オリエンテーション　保育とは何か
保育の理念
保育は今―実際の姿を見つめる
日本の保育：思想と歴史
世界の保育：思想と歴史
日本の幼稚園・保育所の歩み①明治期
日本の幼稚園・保育所の歩み②大正～昭和前期
日本の幼稚園・保育所の歩み③戦後の保育
世界の保育・幼児教育レポート①各国レポート：アジア
②各国レポート：ヨーロッパ
③各国レポート：カナダ、アメリカ
保育の質と評価
認定子ども園の設立と今後の課題
子ども・子育て支援新制度について
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意

日常生活において、保育情報に対して関心をもつ習慣をつけて下さい。

本科目の関連科目

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

60％
40％
％
％
％

毎回、授業内容に関する小レポートを提出。授業内に課題を設定し小テストを行う。授業態度等も考慮し総合的に判断する

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）