科目名 | 社会福祉発達史T |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 1 | 前期開講 | 荻原 園子 |
テーマ |
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欧米における社会福祉の歴史的変容とその意味について考える. |
科目のねらい |
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<キーワード> 生活世界とシステム 戦争 貧困 ソーシャルワーク 福祉国家 <内容の要約> 近現代における広義の社会福祉のあゆみについて,アメリカ・ヨーロッパを中心に講義します. <学習目標> 欧米における社会福祉の歴史について述べることができる. 各国の社会福祉の特色について,歴史的背景を踏まえて説明することができる. 歴史的・社会的な視点から現代の社会福祉の諸課題について理解し,考察することができる. |
授業のながれ |
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0. 社会福祉発達史とはなにか―歴史を学ぶということ 1. 中世封建社会の宗教的慈善と相互扶助 2. 絶対王政期の救貧法と慈善事業 3. 中間まとめ 4. 近代市民革命と貧困 5. 産業革命と新救貧法 6. 民間社会事業(COS,セツルメント,友愛組合)の展開 7. 中間まとめ 8. 世界大恐慌とニューディール政策 9. 総力戦と福祉国家の誕生 10. 戦後社会福祉の展開 11. 新自由主義と福祉改革 12. 中間まとめ 13. 社会福祉史の現在―諸潮流と課題 14. まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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中学・高校での学習を通して,歴史は暗記することが多すぎて苦手だと感じている人もいるかもしれません.しかし,みなさんが興味・関心をもっている現代社会の問題群―それは生活の苦しさ,生きづらさ,子どもたちや障害のある人びと,高齢者の抱える生活課題かもしれません―もまた,その解決の術を科学的に考察するために歴史的な解釈を必要としています.大学における歴史の学びとは,テキストを丸暗記するのではなく,そこに書かれてある内容に疑いをもち,自分でしらべてみたり,問いを立ててレポートや論文にまとめてみたり,フィールドワークに出かけたりすることです.現実の社会にたいする鋭い問題関心をもちつつ,歴史的な視点から社会福祉を理解し,考察できる力を身につけましょう. |
本科目の関連科目 |
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外国史・社会福祉発達史U・社会福祉原論T |
成績評価の方法 |
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レポート試験によって評価します. 授業のなかで,レポートの執筆・評価のポイントについてまとめたレジュメを配布します. |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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