科目名 国語科研究

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 小林 信次

テーマ
国語の言語知識と言語技能の力を育てる

科目のねらい
<キーワード>
国語の教科書研究  文学・説明文の読み
教材研究と授業  模擬授業と学習集団
教師としての力量

<内容の要約>
国語の教材は、 話すこと・聞くことの能力、 書くことの能力及び読むことの能力を養うためのものである。 本授業では、 教材の分析や比較研究を通じて理解力・思考力・判断力を鍛え、 種々の教材を適切に運用する方法・技術が習得できるように、 国語教育の目的にふさわしい教材を選定し、 工夫する能力を身に付けさせる。

<学習目標>
言語文化と国語の特質について興味を持ち、 言語に対する関心を深め国語を尊重することができる
言語と国語について知識を身につけ、言語について理解することができる
言語と国語の課題について思考・判断できる
言語文化と国語の特質について理解し、 言語に対する関心を深め国語を尊重する態度ができる
国語科の言語についての態度を身につけ教材研究ができる

授業のながれ
1. ガイダンス1−授業の概要と進め方−『国語科授業研究』の進め方
2. 小学校国語科教育における学習指導要領と教材研究の位置・意義
3. 「音声言語」 の教材研究 学生による『国語科授業研究』の発表
4. 「文学作品」 の教材研究 新美南吉と『ごんぎつね』
5. 「説明文」 の教材研究 宮沢賢治とその作品
6. 「作文」 の教材研究  松尾芭蕉と『奥の細道』
7. 「言語事項」 の教材研究 (書写を含む) 源氏物語と古典
8. 「読書指導・読み聞かせ」 の教材研究 近代文学より
9. 関連教材づくりと教材研究の方法 外国文学より
10. 国語科教材研究の実際@−模擬授業と授業
11. 国語科教材研究の実際A−模擬授業と授業
12. 国語科の基礎知識
13. 文字の形、 大きさ、 配列などを理解しながら書く (書写を含む)
14. 書写の指導法・毛筆用具の使い方の基本 (書写を含む)
15. まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
教職課程の授業として、 将来教師として生かされるように自らの学習と共同的な学習が積み重ねられるように参加してもらいたい。「国語科授業研究」のテキストについては、学生のまとめ・発表にも活用します。

本科目の関連科目
「国語科指導法」とも関連があります。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
20%
20%
20%
30%
10%
出席、 課題の提出 (小レポート)、中間・ 最終試験、 受講態度から総合的に評価する。  ・授業の参加 授業のまとめの小レポート (随時) レポート (試験) などをもとに評価する。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>柴田義松 阿部昇 <テキスト名>あたらしい国語科指導法 四訂版 <出版社>学文社
<著者>文部科学省 <テキスト名>小学校学習指導要領 <出版社>東京書籍
<著者>学研教育出版編 <テキスト名>もう一度読みたい 教科書の泣ける名作 <出版社>株式会社学研教育出版



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