都市生態系の保全

科目名	都市生態系の保全

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	3	後期開講	福田秀志

テーマ

生物多様性の保全とビオトープ

科目のねらい

＜キーワード＞
生物多様性　　里山
ビオトープ　　エコツーリズム

＜内容の要約＞
現在、人類は身近な生態系と共存していく方策を探っている。本講義では、まず人間活動を原因とする身近な生態系の危機について述べる。さらに、近年注目されている里山などの二次的自然の価値についてふれるとともに、ビオトープ（生物の生息場所）の管理・回復・復元・創造の方法についても論じる。また、エコツーリズムについても解説する。

＜学習目標＞
身近な自然の現状を正確に理解し、身近な自然環境をデザインするための知識を身につけることができる。
関連資格（ビオトープ管理士）の受験に必要な知識を身につけることができる。
生態系ネットワークの理念と実践方法を理解することができる。

授業のながれ

Ⅰ．序　論：地球サミットと生物多様性
Ⅱ．保全生態学：①保全生態学の概念
②生物多様性の危機（１）
③生物多様性の危機（２）
④種の機能と指標性
⑤外来種問題
⑥外来生物法
⑦生物多様性の管理・回復
⑧生態系ネットワークについて
Ⅲ. ビオトープ論：ビオトープの管理　①里山の現状と管理（1）
②里山の現状と管理（2）
③ビオトープとビオトープ管理士
④さまざまなビオトープ（ゲスト講義）
⑤ビオトープ関連の法律
Ⅳ．エコツーリズムについて（ゲスト講義）

準備学習の内容・学ぶ上での注意

講義は、おもに板書、パワーポイントを用いて行う。プリントは配布しないので、しっかりノートをとること。

本科目の関連科目

生態学概論、森林の保護

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

30％
0％
0％
40％
30％

平常点（講義内での質問に対する回答など）（30 点）、定期試験（40 点）と授業中に行う小テスト（10 点 3 回）で評価する。　出席状況も参考にする。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）