科目名 FMイングリッシュ2−2

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 後期開講 高橋 すみれ

テーマ
私たちの日常におけるコミュニケーションの役割を見つめながら、英語で「気持ち」や「考え」を適切に表現する方法を学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
developing self-awareness and self-expression   learning what it is to be assertive
reading and interpreting sentences  learning in practices and performances
cultivating emotional literacy

<内容の要約>
 この授業での活動の中心として、@英語の文章を読み、実際に自分について英語で表現する活動を通じ、私たちにとってコミュニケーションとはどういうものなのかを考えていくワークショップを設けていく。前期に続いて後期では "Assertiveness"という概念を中心的に取り上げ、英語の学習を通して、自分たちの「気持ち」の認識や「考え」の表現・共有のしかたについて理解を深めることを目標とする。それと並行して、授業ではA英語の基礎表現定着のための小テストを10回に分けて行っていく。
 ことばを自分から「発信」する力ももちろん大事であるが、「コミュニケーションの力」はそれに限られない。他の人の発言を受け入れたり、問い直してみたり、(困ったときや必要なときには周りの人に相談するなど)人に働きかけたりする姿勢も身につけてみよう。


<学習目標>
英語で自分に関することを素直に、そして簡潔に説明できるようになる。
そして、それを通して自分や相手をよりよく理解し、人と関わりを築く方法について理解を深めることができる。
「自分がこれから生きていく中で」エモーショナル・リテラシーを高める意義について考えることができる。
ことばをつかってコミュニケートすること、その意義や活かし方について関心を持つことができる。

授業のながれ
Welcome back! / Very short writing task / Let’s vote : 後期授業のガイダンスと予習案内・前期期末課題のふりかえり
Assertiveness (1): 小テスト11・予習パフォーマンス・意見交換をもとに、絵を介したブレインストーミングのワーク
Assertiveness (2): 小テスト12・予習パフォーマンス・Assertiveness概念に関わる英文講読、英文解釈と演技による理解確認
Your personality: 小テスト13・予習パフォーマンス・「自分自身」を英語で表現することでの個人内/個人間コミュニケーション
Criticism(1): 小テスト14・予習パフォーマンス・英文解釈を介して、批判を受けた時の自分をふりかえる
Criticism(2): 小テスト15・予習パフォーマンス・「批判の言葉」と照らし合わせて自分や人を観察する
Criticism(3): 小テスト16・予習パフォーマンス・批判に対応するときの言葉を英語で学ぶ
Criticism(4): 小テスト17・予習パフォーマンス・批判を別の角度から見て長所を見つける英語エクササイズ
Criticism(5): 小テスト18・予習パフォーマンス・実際に英語を使って批判に応えるエクササイズ
Compliment(1): 小テスト19・予習パフォーマンス・英文解釈を介して、ほめ言葉を言われたときの自分をふりかえる
Compliment(2): 小テスト20・英文講読・ほめ言葉を受け取る練習1・ほめ言葉を書く練習1
Compliment(3): 英文講読・ほめ言葉を受け取る練習2・ほめ言葉を書く練習2・重要な口頭表現練習
Compliment(4): 重要な口頭表現ふりかえり・英文講読・プレゼンテーション・ほめ言葉を書く練習3
Final task workshop: 期末課題ワークショップ
Review: ワークショップ実践のフィードバック・授業の総括

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・後期受講中に欠席が計5回を超えると欠格となる。また、遅刻すると冒頭の小テストを受験できなくなる。気をつけよう。
・2回目の授業から授業冒頭でサブテキストの指定箇所の理解を問う小テストを行う。各個人がそれぞれ予習して小テストに備えてもらうことはもちろん、意識的にサブテキストに書かれていることに目を向けるため、担当を決めて「次回の小テストの注目ポイント」を学生諸君に小講義してもらうパフォーマンスの時間を設ける。
・欠席してしまった週は、NFU.jpでの掲示を参照し、次週の課題に備えよう。そこで掲示した課題を自習して解き、原則として掲示した翌々週までに提出すれば、提出物の評価基準に応じて加点することはできる。しかし、それをもって「欠席を取り消す」ことはできない。各自が授業方針を理解した上で、責任をもって受講することを原則とする。そのため、不明な点があれば申し出ることをこちらからもお願いしたい。
・授業内容をよりよく理解し、次回の授業に積極的に参加するためにも、各課題の取り組みでは辞書を活用することが望まれる。携帯電話のデバイス以外の辞書をひとつ用意しておくこと。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
45%



55%
@サブテキスト学習に基づく小テストおよびその予習パフォーマンス(最高2点まで×10回+最高4点)―25%、
A授業への取り組み(授業内での発言・質問・パフォーマンスなどにポイントをつける。)―30%、
B各回のレビューシート記入―25%
C期末課題(必須。最高20点まで)―20%
上記を加点項目とする。私語が多いなどの行いが授業進行の支障になってしまう場合、減点対象となるときがある。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>スティーブ・ソレイシィ,ロビン・ソレイシィ <テキスト名>『ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100』 <出版社>アルク



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