科目名 | ソーシャルワーク外書講読 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 北村 育子 |
テーマ |
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この科目は、貧困や児童虐待、精神障害者支援などに関するソーシャルワーク実践を英文テキストを読むことを通じて学ぶとともに、カタカナで示される身近な用語や概念についてより深い理解に至ることを目的とする。 |
科目のねらい |
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<キーワード> ソーシャルワーク 実践の技術 <内容の要約> ソーシャルワークにおいては、クライエント・ワーカー・アセスメントといった基礎用語から、エンパワメント、ストレングス、といった概念に至るまで英語をそのまま用いています。これは、たとえば「ストレングス」という単語の意味するところと完全に一致する簡潔な日本語がないことによるものです。ソーシャルワーク教育は19世紀末にアメリカで始まりました。リッチモンドやアダムズ、ジャーメインやギッタマンを知らない学生はいないでしょう。この授業で取り上げる項目やテーマについて、英文のテキストを読んで学ぶと、ソーシャルワークの授業で使われるレジュメや教科書で取り上げられている養護や概念が、元々どのように語られ、説明されているかを知ることができます。そうすることで、基本概念をより深く理解することができるはずです。また、それぞれの国には、その国で多くの人に認められている文章の構成の仕方があります。文章の構成の仕方は、ものの考え方そのものであり、その違いを知ることは、日本語でレポートを書くさいの参考になるとともに、より柔軟な思考力を身につけることにつながります。この科目では、ソーシャルワーカーを目指す学生が用いる基本的な教科書や参考資料のなかから、ソーシャルワークのプロセス、援助方法、援助のための諸概念、専門職としての倫理、などに関する文章を抜き出して読み進めていきます。 <学習目標> 社会福祉士としての基礎知識についてより深い理解を獲得できる 国によって異なる文章構成方法に触れることによってより柔軟な思考ができるようになる |
授業のながれ |
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オリエンテーション Social Work Practice Social Justice Poverty Child Abuse and Neglect Youth at Risk Family Mental Health Community School Social Work Ecological Framework Empowerment Practice Advocacy Person in Environment 振り返りと評価 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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参加者は、その日の課題を読み、理解したうえで教室に来てください。高校時代の英語の授業や古文の授業を思い出してください。一所懸命に辞書を引いて予習をしたことでしょう。時間はかかるでしょうが、同じように準備をしてください。教室で、辞書を引きながら日本語に訳していく時間はありません。あらかじめ各自が内容を概ね理解したうえで、不明な点を明確にし、執筆者の意図について、また内容を我が国の現状とも関連づけながら話し合っていただきたいと思います。そうすることで、ただ日本語に訳すだけではなく、内容を味わうことができるのです。大学の授業では、学校での1時間の学習のために、自宅で2時間自主学習をすることが、本来予定されています。15週間その作業を繰り返すことで大きな力が身につくはずです。テキストは指定していませんが、教材を毎回コピーでお渡しします。翌週分を配布しますので、自宅で目を通して来てください。 |
本科目の関連科目 |
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ソーシャルワークT〜W 社会福祉原論 社会福祉方法原論 などソーシャルワークの理論や方法の基礎を学ぶことのできる科目と密接な関連があります。 |
成績評価の方法 |
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授業の準備の程度と内容理解の程度を授業を通じて評価します。評価の根拠については、学期の最後に、各受講者と直接話をして共有したいと考えています。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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