科目名 | アジアの経済社会 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 前期開講 | 張 淑梅 |
テーマ |
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アジアの経済社会を学ぶ |
科目のねらい |
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<キーワード> アジア経済の現状 アジアの社会類型 アジアの発展のメカニズム 産業連携 中国の改革開放 <内容の要約> 近年アジアの経済は目覚ましい発展を遂げている。2010年に中国のGDP(国内総生産)が日本を抜いて世界第2位になった。今後世界の経済、政治に占めるアジアの比重はますます大きくなると考えられる。日本はアジアの一員として、各国との関係は多方面にわたり従来以上に緊密になっている。こうした状況の下で、アジアの国々を含めた経済・社会システムを理解しておくことが一層重要となってきている。 本講において、前半は多様な文化を有するアジアの社会を紹介する。その上でアジアの近代の発展のメカニズムについて学ぶ。後半は中国に焦点を当てる。中国は社会主義市場経済を掲げ、日本とは政治、経済、社会の仕組みが大きく異なる。近代中国の経済構造、政治・行政、教育及び人的ネットワーク等の観点から、映像を用いて、日中比較しながら理解を深めていきたい。 <学習目標> 世界における成長するアジアと日本の位置づけについて理解できる アジアの社会類型(文化・宗教・生活の質等)を理解できる アジアの発展のメカニズムを学ぶことができる 中国の改革・開放の経緯と現状を知ることができる 日本と中国のビジネス慣行における相違についての理解を深めることができる |
授業のながれ |
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世界におけるアジアと日本の位置づけ アジアの社会類型――「生活の質」に焦点を当てた世論調査「アジア・バロメーター」の結果をもとに アジアのムスリム――マレーシアを中心に アジアの発展のメカニズム 日本企業とアジア―東アジアの産業連携 日本と環太平洋経済連携協定(TPP) 中国の経済状況(統計データでみる中国の人口、GDPなどの成長) 中国30年間の改革・開放 歴史上の人物(毛沢東、 ケ小平)から現代の中国を学ぶ 中国の教育制度 中国人の考え方とビジネス慣行 中国に進出している日本企業 中国ビジネスを取り巻く最新事情 日中関係の歴史と行方 総括 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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講義内容については、受講者の理解度を確認しながら進めたいので、皆さんの積極的な参加と質疑を望みます。 |
本科目の関連科目 |
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成績評価の方法 |
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定期試験により成績評価を行う。また、プラス得点のためのレポートを課すことがある。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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