科目名 | 教育協力 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 後期開講 | 山田 肖子、尾上 公一、松本 知子、島津 侑希 |
テーマ |
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教育分野における国際協力の歴史と現状について学び、援助のあり方について考える。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 開発途上国の教育 国際援助 日本の国際協力 アフリカ <内容の要約> 国際開発の歴史的展開を教育分野に焦点を当てつつ概観し、その理念や手法の変化が途上国の社会に与えた影響について学ぶ。その後、日本の教育協力について、日本政府・民間団体(NGO)に分けて説明し、目的・手法の違いやそれぞれの利点・欠点を考察する。さらに、途上国の現場で教育協力に関わった経験を紹介し、事例を通して教育協力の課題及び成果と限界について考察する。事例では特にアフリカ諸国を取り扱う予定である。 <学習目標> 途上国の教育の現状や課題について理解できる。 教育協力の理念や手法の歴史的変遷を説明できる。 日本の教育協力のあり方について考える態度を身につける。 |
授業のながれ |
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オリエンテーション: 教育協力の重要性 教育協力の歴史(1): 南北問題台頭の時代 〜 BHNの時代 教育協力の歴史(2): 構造調整の時代 〜 EFA・MDGsの時代 日本の教育協力(1): ODA (日本政府による教育協力) 日本の教育協力(2): NGO (日本の民間団体による教育協力) 教育協力の課題と事例(1): 初等教育の特徴と課題 (初等教育分野における国際的な潮流、アフリカにおける初等教育の現状と課題) 教育協力の課題と事例(1): 住民参加型学校運営 @ (JICA技術協力「みんなの学校プロジェクト」の事例紹介) 教育協力の課題と事例(1): 住民参加型学校運営 A (JICA技術協力「みんなの学校プロジェクト」の事例紹介) 教育協力の課題と事例(2): アフリカの子どもの学力 (学力とは何か、学力を測る方法、学力調査から見えてくること) 教育協力の課題と事例(2): アフリカの教師事例 (教師に求められるもの、日本とセネガルの教師について、その環境を比べてみる) 教育協力の課題と事例(2): 日本の教育経験を生かす事例 (日本の教育の強みと課題、日本の教育経験は現地でどう受け入れられるか) 教育協力の課題と事例(3): 初等教育以外の教育の特徴と課題 (中等教育、高等教育、産業技術教育・職業訓練、識字教育について) 教育協力の課題と事例(3): ジェンダーと教育協力 @ (教育における男女間格差、女子教育の重要性と阻害要因) 教育協力の課題と事例(3): ジェンダーと教育協力 A (教育における「ジェンダー配慮」とは、教師のジェンダー観と「隠れたカリキュラム」) まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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次回の講義の理解のため、テキストの該当箇所を予習してください。授業中に参考文献等を紹介しますので、事後学習に活用してください。主体的かつ積極的に授業に参加する態度をのぞみます。 |
本科目の関連科目 |
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成績評価の方法 |
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レポート試験を課します。 授業参加態度を評価に加えます。 |
テキスト |
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■テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>山田肖子 <テキスト名>国際協力と学校−アフリカにおけるまなびの現場 <出版社>創成社新書 |
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