科目名 国際保健

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 小川 圭子

テーマ
様々な視点から、世界の人々の健康と幸せについて考えよう

科目のねらい
<キーワード>
母子保健  感染症
国際緊急援助活動  国際保健協力活動
世界の人々の健康と幸せ

<内容の要約>
同じ地球上で暮らす人々や国家間には大きな格差があり、貧困、飢餓、戦争、感染症、教育、医療レベル等の影響を大きく受け、苦しい生活を余儀なくされている国々も多い。一方、日本に暮らす私達は「飽食の時代」と言われる程に栄養も十分とれ(逆に生活習慣病が増えている程)、医療にも恵まれ、便利で簡単、大量消費を行いながら、自分達は豊かだと思って文明社会の恩恵を存分に受けながら暮らしている。しかし一方で、食糧自給率の低下や自殺者数の増加、少子・高齢化問題や子育て問題、町の過疎化、環境汚染、放射能汚染等の地球全体にも影響を与える問題や課題が山積みである。世界全体、地球規模で起こっている出来事に関心をもち、世界の人々の健康と幸せを願い、現在地球で起こっている出来事に関心を持つところから、国際保健は始まります。本講義では「国際保健」という大きな枠組みの中のさまざまな視点から、世界の人々の健康と幸せの実現に向けて、私たちに今「何が出来るのか」「何をすべきなのか」を考えていきます。


<学習目標>
世界の人々の健康と幸せの現状そして課題について、関心を持ち理解することができる。
世界の人々の健康と幸せのために行われている「国際保健」の具体的な取組み事例を知ることができる。
世界の人々の健康と幸せの現状そして課題をふまえ、自分なりの将来への展望を形成できる。

授業のながれ
国際保健概論@
国際保健概論A
どうする大量消費社会(飽食や飢餓と食糧問題)
地球環境破壊や汚染が私達に与える影響
世界の貧しさの為にできる事
しのびよる感染症(世界における感染症)
しのびよる感染症(HIV/AIDS、予防接種等について)
青年海外協力隊 保健分野に関する活動紹介
国際保健協力活動の実際(NGO/ODA)
【ゲスト講師】世界の人々の健康と幸せを願って活動実践している人@
戦争や難民問題/母乳育児の文化と真実
国際緊急援助活動(ODA)
【ゲスト講師】世界の人々の健康と幸せを願って活動実践している人A
持続可能な未来について考える
国際保健、講義内試験(レポート)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
毎授業ごとのレポート提出、課題レポート提出、ビデオ学習、資料の熟読等の授業形態をとる中で、主体的に考え、学びを深める機会を提供していきます。
その一助として、自分の可能性を実感し、自分の直感や感性を養うことや夢を描くことの大切さ等、「人間力」を養う工夫も取り入れていきます。
自分の心がより豊かになる事をきっかけに、世界の人々の健康と幸せを心から願い、自分に出来る「何か」を生涯にわたって実践していける人の育成を目指します。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
20%
30%
0%
30%
20%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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