科目名 フレッシュマンイングリッシュT−2

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 後期開講 高橋 すみれ

テーマ
実際に英文読解を行いながら、文章読解や英語学習の中で「個々の力を活かしうる」方法を探っていく。

科目のねらい
<キーワード>
developing different ways of learning English  reading and interpreting sentences
finding ways to be a “better” reader   viewpoints to cope with difficulties

<内容の要約>
授業の中心となるのは、@英語の表現のしくみを学びながら英語で書かれた文章を読み、実際にそこから「英語や言葉を学びやすくするための」ヒントを見つけていくタスク活動である。授業の中では、“LD= Learning Differences” をキーワードとし、学習上で生じうる困難さ、および従来とは異なる様々な形で子どもが学習していくためのヒントを扱った文章を取り上げ、実際そのうちいくつかを学生自身の学習の中でも試してもらうことになる。自らも大学で学ぶ中、自分以外の「支援を必要とする学び手」の存在を視野に入れて学習するという、多面的な形で「学習」を捉えられることを目標とする。また前期同様、並行してA英語の基礎表現定着のための小テストを10回に分けて行っていく。

<学習目標>
英語のしくみの理解をもとに、英語の読解力、およびその獲得や活用を促す可能性を自らのうちに育んでいくための土台をつくることができる。
諸実践を通して自分や人をその性質、強みや力、弱点を含めた総体としてよりよく理解する視点をもち、「教育」や「学習支援」のかたちを考えることができる。
英語のインプット(読解、解釈)をアウトプット(表現)に創造的につなげていくことができる。

授業のながれ
Welcome back!/Let’s vote!:後期授業のガイダンスと予習案内・前期末課題のふりかえり
Assertiveness(1):小テスト11・予習パフォーマンス ・言葉を介した人とのかかわりについての意見交換
Assertiveness(2):小テスト12・予習パフォーマンス・自分のstrengthとweaknessについて理解するワーク
You can learn in different ways (1):小テスト13・予習パフォーマンス・読解を通してLearning Differencesの可能性について考える
You can learn in different ways (2):小テスト14・予習パフォーマンス・英文読解を通じてさまざまな学び方を知る
You can learn in different ways (3):小テスト15・予習パフォーマンス・英文読解を通じてさまざまな学び方を知る
You can learn in different ways (4):小テスト16・予習パフォーマンス・英文読解を通じてさまざまな学び方を知る
Find some “coping” strategies(1):小テスト17・予習パフォーマンス・映画のシーンの英語を解析するための事前学習
Find some “coping” strategies(2):小テスト18・予習パフォーマンス・映画のシーンの英語から登場人物の「困難」を読み取る
Find some “coping” strategies(3):小テスト19・予習パフォーマンス・映画のシーンから英語で「コーピング」を学ぶ
Ten ways to be a better reader(1):小テスト20・英文読解を通して文章を読むための支援について知る・補助教材を作る
Ten ways to be a better reader(2):英文読解を通して文章を読むための支援について知る・補助教材を作る
Ten ways to be a better reader(3):「育てる・支える」目線から英語答案にチェックやコメントを入れる実践
Final task workshop:期末課題をもとにした展示発表会
Ten ways to be a better reader(4):ここまで読んできたことのふりかえり・期末課題のレビューとフィードバック

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・後期受講中に欠席が計5回を超えると欠格となる。また、遅刻すると冒頭の小テストを受講できなくなる。気をつけよう。
・2回目の授業から授業冒頭でサブテキストの指定箇所の理解を問う小テストを行う。各個人がそれぞれ予習して小テストに備えてもらうことはもちろん、意識的にサブテキストに書かれていることに目を向けるため、担当を決めて「次回の小テストの注目ポイント」を学生諸君に小講義してもらうパフォーマンスの時間を設ける。
・授業内容をよりよく理解し、次回の授業に積極的に参加するためにも、予習・復習では和英・英和辞書を活用することが望まれる。テキストや授業で不明な点がある時は遠慮せず質問するように(その質問は理解につながり、きっと他の学生の役にも立ちます)。
・欠席してしまった週は、NFU.jpでの掲示を参照し、次週に備えよう。
前期同様、各自が授業方針を理解した上で、責任をもって受講することを原則とする。そのため、不明な点があれば申し出ることをこちらからもお願いしたい。
・授業の成果は、各回の積み重ねを通して得られるものと考えている。そのため、普段の授業に対する学生の取り組みを十分に評価したい。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
45%



55%
@サブテキスト学習に基づく小テストおよびその予習パフォーマンス(最高2点まで×10回+最高4点)−25%、
A授業への取り組み(授業内での発言・質問・パフォーマンスなどにポイントをつける)―40%、
B各回のレビューシート記入−15%、
C期末課題の作品(教材)作成(必須。最高20点まで)―20%、
上記を加点項目とする。私語が多いなどの行いが授業進行の支障となってしまう場合、減点対象となるときがある。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>スティーブ・ソレイシィ,ロビン・ソレイシィ <テキスト名>『ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100』 <出版社>アルク



(C) Copyright 2014 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。