科目名 理科指導法

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 有賀 克明

テーマ
自然を知ること、科学がわかることのおもしろさが子どもに伝わる理科授業はどうしたら創れるかを考える。

科目のねらい
<キーワード>
理科/低学年理科  自然認識
科学と非科学 

<内容の要約>
理科という教科がなぜ必要なのか?理科教育の目的についてまず考えましょう。次に、理科には当然その教科の中でしか学べない独自の領域や内容があります。それが何かを確認します。それらを子どもたちが楽しく学べてよくわかる授業をどうしたら作れるでしょうか。自然科学の一番基本的なことがらを中心におもしろい授業を作り出すための知識と考え方、そして材料を見つけていきましょう。

<学習目標>
日本の理科教育の歩みと考え方・内容の変化を知る
理科と自然科学、生活や技術との関係を考える
理科の基盤たる自然科学のもっとも基本的で大事な概念や考え方を理解する
子どもたちにとっておもしろくて楽しくてよくわかる理科の内容を考え、創り出す

授業のながれ
私たちの生活の中の科学と非科学、似非科学
理科教育は何を担うのか
おもしろくなけりゃ授業じゃない! 「おもしろい理科」の条件を考える
日本の理科教育史〜低学年理科論争や生活科創設など、歴史から学ぶ大切なこと
科学的自然認識の基底部を探検する その1 ものには必ず重さがある?
科学的自然認識の基底部を探検する その2 ものには必ず大きさがある? 鉄は? 土は? 空気は?                
科学的自然認識の基底部を探検する その3 ものはなくならない? 無から有は生じない?
科学的自然認識の基底部を探検する その4 すべてのものはバネである!?
電気となかよくなる その1 電気を使い倒す
電気となかよくなる その2 電気をコントロールする
電気と磁気 まったく別物なのに切っても切れない仲    磁石遊びを通して考えよう
光の不思議 光を集めよう 光を散らかそう 光を作り出そう
ものの変化を探検する 
人の暮らしの中の化学変化
おもしろくて楽しくてよくわかる理科授業をつくる

準備学習の内容・学ぶ上での注意
自然は裏切りません。こちらが手を差し出せば必ず応える。そのおもしろさを味わってください。おもしろい理科授業を創るための決め手にもなります。そのために、自然探求にかかわるテーマを各自一つ決めて、自主的・積極的にそれを研究的に学んでみてください。講義では簡単な実験をすることも多くなります。安全には十分に注意してください。

本科目の関連科目
理科研究  生物と人間

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
30%
0%
70%
0%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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